②では図書館前はどうなるの？

　いよいよ図書館前の道路改良工事が本格化し、通行止めなど。知らなかったドライバーも予定外で大変だろうが、この猛暑の中、交通整理の工事関係者もご苦労様である。

　島原城の周りの電線地中化（景観）、お堀の側の歩行空間確保などを目的として整備されつつある。お堀の外側にあった歩道は、民地から出てすぐ車道では危険ということもあってなのか、歩道を内側に付け替えるのではなくこれまでの歩道も残すことになって、どのみち狭い幅員なので、場所によっては（対面通行が）一方通行になる。

　今回の工事区間は、島原駅から七万石坂を登り詰めたところから九州電力までの範囲だ。ここは、工事完了後は一方通行（時計回り）になる。

2023年12月までに確認されていることを、報告して、解説を試みたい。

　　当初提案時点（図）では、まだ縁石の処理や寸法も確定していなかったけどイメージだけ以下に示します。この図の時点より、歩道が広くなったようですので、ピンクで線を入れました。ピンクのところが縁石になります。
　この機会に、思い切って（歴史遺構ではない）図書館の石垣はバリアフリー視点で撤去してはどうかと提案したり、堀の周りは30キロの速度で危険性はすくないので、縁石も設置しない方が（例えば、初市期間だけ、歩行者天国にしてイベントも出来るよう）いいのではないか、とか、自転車との共存とか提案したけれども、今後の課題ということになりました。　歩道は道路交通法関係の言葉でもあって（セミフラット方式歩道の基準構造の制約があるのかもしれない）、一方、「歩行空間」にどれくらいの法的拘束力があるのだろうか。要所にはポールを立てて車の乗り入れを制限するらしい。歩行者は、お堀に隣接する歩行空間でも、歩道でも好きな方を歩けるようだ。　いずれもフラット（平たん）で、歩きやすい構造になる。と。