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2024年 09月 22日
※ブルシットジョブ~理論(著者グレーバー及び、訳者酒井隆史)がネタ本
経済学者ケインズは、「文明が進んだことで、20世紀中に人間は週に15時間も働けば十分にやっていける」と予言したらしい。理論的には正しいのだけれど、21世紀になっても、それは実現せず人々は忙しい忙しいと、20世紀の頃より働いているかのようだ。 宿泊料金が労働の対価であれば、ベッドメイカーたちはそれで食べていく。 資本主義の宿命なのか?宿泊客争奪戦の中で、価格を下げたり(薄利多売)サービスを乗せたりして、その一つがドアボーイの誕生だ。 客は、ドアボーイが居なくても、荷物を部屋に運ぶことも、エレベーターのボタンを押すことも出来る。お客さんを満足させるために見栄をくすぐる作戦なのだから、見目麗しき、イケメンが選抜される。 ブルシットジョブ理論のつらいところは、ブルシットジョブの方が給料がいいのである。彼らは、こんなくそどうでもいい仕事で、ベッドメイクの人たちより高い給料をもらって申し訳ないと、心を病むようになるのである。もしくは、俺たちの方が偉いとふんぞり返って、エッセンシャルワーカーを見下すようになるわけだ。 無くてもいい仕事で、労働対価の大部分を奪うわけだから、本来ホテル業で必要な仕事は過重労働になる。 ベッドメイカーも、ドアボーイも、飯が食えている状態なら、本来に戻して、ドアボーイをベッドメイカー に充てれば、彼らの仕事は半分になる。 ドアボーイは一例としてなくてもいい仕事に分類したが、同様に広告宣伝こそ(無駄な需要を喚起するだけで、地球環境に負荷をかけるだけ)不要。典型的なブルシットワーク、いわゆる営業マンたち統括の支配人。営業マンはホテル業の本来の構成要素ではない。しかし彼らは、さらに高級優遇。 彼らの収入源もまた、宿泊料であれば、かれらもまたエッセンシャルワークをシェアすれば、仕事量は3分の1になって今まで通りの稼ぎである。同一労働同一賃金なら、ベッドメーカーたちの収入は平準化されて増額される。いいことだらけだ。 実質的にホテル業に関わらず、周辺のブルシットジョブで、こんなくそどうでもいい仕事!とストレスをためる日々から解放される。 競争相手と思われていたホテルも、無駄に需要を喚起したりせず、必要とされる「宿泊業務」をシェアして必要な業務を丁寧にこなすだけで、仕事量半分以下で、十分食っていける。
by mmatusaka
| 2024-09-22 19:30
| 社会時評
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