運命的な出会い：７年前の小湊鉄道

　７年前、島原鉄道存続のヒントを探そうと、千葉県小湊鉄道を訪問した。島原鉄道を走ったっという１号機関車タイプの、（見た目）蒸気機関車を走らせて話題になっていたからだ。2017/6/11。

　その前日6/10には、初めて大宮の鉄道博物館を訪れて「1号機関車」を確認して、翌日、小湊鉄道を訪問。五井駅で、お話を伺い、実際に張りぼて蒸気機関車にも試乗した。

　反対ホームには、何か懐かしい雰囲気のディーゼル機関車車両。

見ると、「おお、キハ20ではないか」島原鉄道を走っていた列車だ。

何が運命的かと言うと、この2017年の年の、子供向け絵本「かがくのとも８月号」（福音館書店）で、

この小湊鉄道をモデルにしたものが、紹介されたのである。こんなことなら、もっと写真を撮っておくのだった。と。
僕らが実際に歩いた、五井駅も忠実に再現されていたからだ。

ちょうどその頃、絵本読み聞かせなどにも関心があって、この絵本を、島原の子どもたちに紹介して
さらには大人も巻き込んで、鉄道ファンを増やして

そうそう、この絵本の原画展など企画できないか。
と、出版元や、絵本作者の岡本雄司さんにも連絡を取って、今一歩のところまで、こぎつけていたのであった。

その奇遇な運命を、当時の新・土佐日記にも報告させてもらった。

鉄道の旅③『れっしゃがとおります』 : 新・土佐日記

そして、その運命的な出会いは、第２部に続く。というわけなのだ。