情報発信!
「正直がいちばん!」
島原市議【松坂まさお】のブログ 松坂まさお公式HP 森岳まちづくり facebookはこちら ↓「以前の記事」の指定月をクリックすると、ひと月分のタイトルが一覧できます。 ↓「検索」にキーワードを入れれば、その語を含む記事が見つかります。 検索
最新の記事
カテゴリ
全体 はじめに 東京学生寮問題 諫干・環境 市庁舎建設問題 商店街とまちづくり 島原の自治と議会 島原鉄道を残せ! 阿久根に注目 島原から日本を変える 戦争と平和 情報発信 オーガニック 社会時評 個人的なこと 行財政改革 差別をなくす 文化・芸術・教育 島原半島は一つ 読書 役所改革 議会改革 未分類 以前の記事
2026年 03月 2026年 02月 2026年 01月 2025年 12月 2025年 11月 2025年 10月 2025年 09月 2025年 08月 2025年 07月 2025年 06月 more... 外部リンク
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2025年 01月 15日
鈴木大裕氏の近著『崩壊する日本の公教育』についての感想にもなるのだが、氏のこの本を読むことで、斎藤幸平氏の『人新世の資本論』を再認識(再評価)することになった。
![]() その後、鈴木氏には注目していたので、時々ネットなどで(教育専門誌「クレスコ」など)、氏の論説に触れるたび、その現状分析と鋭い指摘にナルホドと唸っていたのだった。ここで、鈴木氏は、改めてアメリカと日本に共通する傾向=新自由主義的な傾向をとらえて、これは資本主義の行き着いた限界、間違った方向であることを、この斎藤幸平氏の『人新世の資本論』を何度も引用しながら、後半の主たる主張は、斎藤氏と重なっていた。 一つひとつの主張がもっともなのであるが、「ではどうするのか」がうまく描けない。これは斎藤氏の『人新世~』でも同様だった。現状が、資本主義のこのままの価値観では、先が見えないどころか、地球環境と一緒に破滅に向かうしかない。という危機認識までは間違いないが、ではどうするのか。がみえない。 方向としては『脱成長』なのだが、多くの人が言うように、ここまで便利な生活に慣れてしまった私たちは、もはや引き返せない。絶えず成長を続けるしかない。と。斎藤氏が言うような生き方は、よほど、意思が固く地球全体を見渡せるような知性と、いくばくかの生活のゆとりがなければできない。云々。 その実例集(実践集)として、『コモンの「自治」論』が試みられたが、僕には、いまいちピンとこなかった。そんなことで、とどまることを知らない今の資本主義社会を軌道修正したり、スローダウンできるのだろうかと。 鈴木大裕氏は(教育の観点からだが)、同じくこの実践集の中にもある松村圭一郎氏の論説を引きながら、学校現場の教員から変えて行くんだと繰り返していた。なぜか妙に説得力があり、『脱成長(という言葉は使っていないが)』路線は健在だ。このまま競争ばかりで格差を生み、お金を稼ぐために健康を犠牲にし、未来を心配して現在を楽しまない~そんなはずはない!と。 斎藤氏の目指す方向が(鈴木氏を間に入れることで)妙に現実味を感じるのだ。 環境に優しいオーガニックな生き方をしよう!と言えば、おっしゃることはごもっともだけど、現実的じゃない、無理だよと、したり顔で否定される。しかし実はそうではない。現実味が実はあるのだ。 例のNHKスペシャルでも、その辺の葛藤(アメリカでアメリカ的な生き方を否定することの難しさ)を描いていた。たった一人の少女グレタトンベリちゃんが起点になった(脱成長をめざす)集会で10万人の人が集まったのに、その後運動は下火、同じ集会に昨年は3500人しか集まらなかったと。と、報じながら、確実に『脱成長』的な生き方が根付きつつあるような余韻を残していた。 どう説明していいかわからないが、『脱成長』に代表される、金カネカネではない、時間を大切にする、コモンな生き方は、十分に可能性がある。 (次の稿で再度、説明を試みます。)
by mmatusaka
| 2025-01-15 14:52
| 読書
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||