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2025年 01月 15日
斎藤幸平は、見事に資本主義の限界(本質)を突き付けた。論理的には、1%の富裕層だけに富が集中し、格差は広がるばかりで、このまま成長を続けるしかない資本主義は既に地球規模で行き詰まっていることを説明しつくした。目指すべきは『脱成長コミュニズム』で、結論も見えている。
そうはいっても、私たちは資本主義の生活にどっぷりつかって、それに慣れ切ってしまっている。本書で掲げられた理念や内容には、大枠で賛同してくれても、システムの転換というあまりにも大きな課題を前になにをしていいかわからず、途方に暮れてしまう人が多いだろう(p361)、と。 脱成長路線が正しく、そこに向かうしかないのはわかっていても、現実には難しいよね、と皆をおもんばかりながらも、行動を起こそう!と呼び掛けるように、唐突に「3.5%」を持ち出すわけです。「3.5%の人々が行動を起こせば社会が変わる」という一学者の説を確実な法則のように紹介して、ハードルを下げるわけです。 僕も、19人しかいない島原市議会の一議員は、既に5%を占めている。1人でも社会を変えるきっかけがつくれるかもしれないと思わせる。そして、グレタ・トゥーンベリちゃんがたった一人から巻き起こした大きなうねりを紹介する。ぼくはバタフライ・エフェクトいう言葉もよぎり、何か希望のようなものを感じる一方、大多数に押し切られる現実。否が応でも、この資本主義社会に飲み込まれる人々…… と、堂々巡り。 ふと、働きバチの法則と、裸の王様を思った。働きバチ(蟻)の法則は、ご存じ、2割のハチは働かない。働きバチと働かないハチを分けると、働きバチの2割がサボりだし、働かないハチの8割が働きだすという。種族が生き延びる知恵のような本能のような。人間以外の生物なら、皆が資本主義(成長し続けるしかない)に向かえば向かうほど、2割は脱成長に向かう。皆がカネ金かねと言えば言うほど、私はカネは嫌いだという者が出てくる。 なぜか人間社会ばかりが、同調圧力に屈して、共同歩調をとって地球の破滅に向かっている。たぶん、心の中では本心では、「これ間違っているけどね」と分かっている人が2割、いやいや2割どころか、半数以上が承知の上で「王様は裸だ」と言えないでいる。と考えればどうか。(そのようなことを、鈴木大裕氏が斎藤幸平を持ち出す過程で、思いついた。) 「人新世」の地質区分は、主義主張とか政治問題ではないから、目の前の事実として(明らかに1950年頃を境に)地球環境が変わり始めたわけで、万人が受け入れると思いきや、その言葉(事実)さえ無きものにしようという勢力が頭をもたげてくる理不尽な人間社会。地動説を唱える輩は迫害された。 素直に、自然流で、構えることなく、「王様は裸だ」と言えばいいわけだ。どうぞあなたは時間をお金で買ってください。僕は結構でございます。脱成長で行きます。お肉はほどほどにします。飛行機には乗りたくないなあ。コモンを返してくれ。と。 そのような考え方は、たった一匹の地球の裏側の蝶の羽ばたきではない。そのように確信をもって考えている人は3.5%どころか、生物界の摂理として、理屈抜きに2割は存在する。いやいや、実は圧倒的多数の人々が「1%の超お金持ちが、僕らの意思に反して、巧妙に作り上げた資本主義システムで牛耳っていること」を、理屈の上でも、本能的にも、感情的にも分かっている。 もう、ほどほどで、やめてくれないか。
by mmatusaka
| 2025-01-15 22:54
| 読書
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