公共施設論③削減計画？

　（記憶違いかもしれないが）書類等の整理法に野口悠紀雄方式というのがあって、今どきの書類はA4サイズが標準なのでA4の入る袋を活用して、整理するのはどうか、と。その整理法の名残りで、だいたい貰う書類はA４の袋に入っているので、袋の中身が分かるようにタイトルを大書するようにしている。

　『公共施設等総合管理計画』が正式名なのだが……、一目で中身が分かるように（認識できるように）通称やら、略称やら、自分にとって、ピンとくるような名前を付けるわけだ。

　

　で、今回も、そもそも最初に公表された時の原典に当たらなければと、袋の山から探し出す。（実は、市役所のホームページから、検索してみることも出来る。）

　で、探し出して、自分で納得するやら、再発見するやら。おそらく、この計画が提案されて（議会の全員協議会か何かで、概要説明があったのだと思うが）その袋に、自分は『公共施設削減計画』と大書したわけだ。

　一言で言えば、公共施設を削減する計画なのだ、と、受け止めたというわけだ。

　この計画の進められ方に対する違和感が、先般12月議会の、松坂の一般質問のスタートだったわけだが。最初から、島原市当局は、公共施設を削減することが主眼だったという事だ。最初感じた直観が、そのままだったというわけだ。

　島原新聞は、その僕の質問の要点をうまく見出しにしてくれていた。　最初から、計画の目標設定が間違っていたのであった。