ペーパーレス時代

　紙の資料を片手に会議をしていたら、NSさんが人差し指と親指をあてて、何やらやっている。（ピンチアウトという動作だ。）すぐに、「あ。そうか、スマホじゃなかった。」と。大爆笑になった。　立派なA４サイズの資料が届いた。ああ又資料が増えた。パラパラめくりながら、細かい字が読みにくい、新聞記事が画像として紹介されているが、その文面は解読不能だ。

　で、市役所のホームページをチェックしたら、しっかりPDFで公開してあった。パソコンで見ると、しっかり大きく確認できた。スマホでは、画面が小さいが、読めなくはない。　それどころか、部分拡大もしっかりできて、スマホで十分対応できる。時代は本格的にペーパーレス時代に向かいつつある。

　確かに資料にじっくり向き合う時は、紙ベースの方がやり易いときもある。しかし、本当に参考にちょこっと見れば済むものも多い。そのような資料は、パソコンスマホの中、もしくはどこぞのホームページとか共有のクラウドとかに置いといてくれた方が（うまく検索機能も使えるようになれば）むしろ便利。必要な時だけ印刷（プリントアウト）で十分対応できる。

　いや、むしろその方がいいのではないか。多少強制的にでも、ペーパーレスを進めた方がいいのかもしれない。

　そもそも、こうした『地球温暖化対策計画』など全国一律の金太郎あめ。本当に必要かどうか。全国自治体の同名の計画を眺めると、微妙に違っているものの、その作成にかかる労力、費用（コンサルタントに支払う委託費？）を考えると、疑問を感じる。役所の職員が心をむしばまれるブルシットジョブだ。

　そうは言いながら、島原のバージョンは、イラストが可愛い。巻末に用語集があって、「エシカル」などという最新用語まで載っていたので、（でも紙ベースのものは小さい画像で見にくかったので）パソコン画面で確認して、スクリーンショットで保存してみた。　これこそ、紙ベースでは検索できないが、pdfデータならば、「エシカル」と入力してその掲載ページを呼び出すことが出来る。ちなみに「エシカル」で6か所ヒットした。　

　　既に、ペーパーレス時代に突入している。