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2025年 06月 27日
![]() ![]() 今回の一松坂般質問は、2か月がかりで準備してきた割に、うまく詰め切れなくて、時間配分もうまくいかず、昨夜はこれまでになく落ち込んで、疲れがピークだった。珍しく半日ぐったり死んでいた。 それでもその後、あちこちから感想などが届き、「町内会の寄付の問題は、私もおかしいと思っていた。よく言ってくれた。」など、色々考えていただくきっかけになったようで、少し気を取り直している。 今回の島原市議会の一般質問はトータルとして面白かったので、少し紹介したい。今回の質問者では僕が最長老に近く、一番の古株ということで、えらそーに後輩諸君を評価したいと思う。 トップ、草野議員。とにかくいつもきちんとした原稿で毎回の質問。頭が下がる。社会党が言っているような言い回しが多く、国政批判から導入することが多いのだけれど、今回はいきなり島原市教育委員会の不甲斐ない対応に切り込んだ。例の小学校に配布されている『(児童向け)防衛白書』問題だ。高齢者見守り問題など、僕の準備質問にかぶるものもあった。それをうまく引き継ぐことが出来なかった。(この時点で、現況の様々な福祉関係が複雑に入り組んでいることが認識できたが、取り込めなかった~松坂の課題) 2番手一倉議員。さすがである。毎回、素晴らしい質問をしてくる。言葉も丁寧で、職員の労苦をねぎらいながらも、きちんと言うべきことを言う。元小学校の先生(しかも子供に寄り添う先生!)という感じで、感情もこもっていて思いが伝わってくる。正確な数字や根拠法を示しながら、実際にすでに実現している先進事例を紹介しながらなので、要望も説得力がある。 画像の使い方も、うまくなって(画像や表は、ついつい質問者の独りよがりになりがち)的確だった。草野議員は画像を使わなかったわけで、一倉さんが草野君の防衛白書批判を、再度追及したのだが、同僚議員や聴衆に白書がどのようなものかを、きちんと示したことで、「そうかこれがその問題の白書か」と、良くわかった。草野議員も次回から、画像を使ってはいかがかと。二人の波状攻撃で、右傾化する教育現場(平和教育から遠ざかる学校現場)が浮き彫りになった。 学校再編問題も、説明会場で出てきた意見を忠実に示すことで、当局の分析が、会場意見を手前みそにまとめていることが良くわかる。市民の声(行政への要望)を忠実に届ける故に、過度の行政サービスを求めすぎる共産党的な完全主義を連想しなくもない。今回も言うべきことを全部言い切った素晴らしい一般質問だった。(取捨選択にかなり悩んだと思うが、盛り込み過ぎて、やや早口になった感がある。それでも僕のように、言葉に詰まって、完全燃焼できないよりはるかにましだが、今回は、この早口を減点) 3番手、松井議員。毎回身近な通学路問題など、時間を余らせていたのでもっと突っ込んで、全体に及ぶようなことも聞いてくれよ。と、聞く側が消化不良感があったのだが、こうして、繰り返すうちに、画像の使い方も含めて、背景にある思い(子供たちの安全!誰に言えばいいのかという困惑)が上手く伝わるようになった。当局の答弁で一番多いのが「~検討します」なのだが、いつ・誰が!と確約を取る形で閉める。「検討します」は「しません」なのだけど、「検討したあと、いつ、だれが」と攻めれば、相手は「します」ということになる。 4番手、馬渡議員。年長先輩なので、評価すること自体おこがましいのであるが、今回の質問は、今までで一番と言っていいのではないか。取り上げた話題が、マタニティー病院と、国指定文化財島原城ということで、今回一番取り上げられやすい内容だったのだが、見事に切り込んでくれたおかげで、あとに続く森園議員の質問が、さらに深いものになった。 くじ順のラッキーもあるが、翌日の島原新聞に一面トップで「島原病院に産婦人科を」を引き出した。 5番手、松崎議員。市営住宅入居要件、弱い立場の市民に寄り添ったいい質問だった。持ち時間をいつも余らせていて、もったいないが、今回はあまりの時間をだいぶ縮めた。 6番手、本多松議員。ほかの議員が、割と身近な具体的問題を取り上げるのに、大きなテーマで展開するので、イメージが漠然として(いまいち僕には)訴えてこなかった。前回、プレミアム商品券で、地元でしか使えないものと、共通券の2本立てに!と攻めた時のように、もっと具体的に突っ込んでほしい。 さて三日目、松坂の出番(午後から)の前に…… 7番手、森園議員。ほぼ完ぺきと言っていい出来栄えだった。今回の一般質問では、馬渡議員と双璧をなす。松坂が今回訴えたかった、文化会館の存続については、 通告書にはなく、島原城に絡めて、うまく展開。してやられた!という感じだが、古川市長から、「除却よりも延命の方に理がある」と引き出した。僕には出来ない芸当だった。 プレミアム商品券、については、前回の本多松議員を追いかけて、間に合わなくても言うことは言うぞ!と、券を買うお金もない市民がいるんだと、現金支給を提案し、(貯蓄に回るの言い訳を打ち消すように)では現金クーポンならどうだ!と畳みかけた。 小学校は、ぎりぎりまで残して、やるなら中学校合併が先だ!との提案も説得力があった。松坂これも一本取られた。 8番手、楠議員。半島振興法改正、ちかまる参院選を意識してか山田勝彦代議士を紹介しながら、島原半島の行く末を語った。自民連中が、むやみやたらに自民代議士にお願いしたとか、おかげでを、出してくるとき、何か嫌な感じだなあと思うわけで、その点今回の紹介は自然だった。(が、これはこちらのひいき目で、自民連には、いやな感じに映ったかも) 通学路問題など、子どもを持つお父さんの視点、立野の火災での消防団の苦労話。いつもわかりやすい質問だ。ほめたたえる消防団の真ん中に自分もいるから自画自賛的なところが、感じられなくもない。 今回は通学路問題の場所が、南陽堂前ということで、何人もの議員がお城周りを取り上げ、相乗効果も大きかった。 9番手に本命松坂登場。午前中の森園・楠がせっかく詰めてくれた議題を、補完強調したかったのだが、昼休みに作戦見直しが間に合わず、ちぐはぐになった。 そして今日、10番手、本田みえ議員、着物まで来て、今日はなかなか良かった。 女性ならではの視点も素晴らしく、一倉議員と今回は取り上げるテーマも重なり、相乗効果を醸し出した。学校再編計画になぜ子供たちの声を聴かないのか!子どもたちを戦場に送った反省は何処に行ったのか。と。マタニティー病院問題も念を押した。 11番手、本田順也議員、例によっての順也節、超早口で(ちょっと偏っているような気もするが)とにかく言いたいことを全部言ってしまう。フラワー公園の歴史紹介にせよ、イサカン調整池の問題点なども、彼の論理では筋道が立っている。さすがである。 とまあ、多様な質問が並び、しかも今回はリンクする質問が(また同じ質問かよ、という感じではなく)問題を多方面から見る形になって、面白かった。
by mmatusaka
| 2025-06-27 19:23
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