超絶！島原城

　素晴らしい企画が飛び込んできた。『超絶！島原城』ということで、11月24日、島原文化会館で講演会＆パネルディスカッション。昨年築城400年を記念して、同様の大型企画があり、島原城のすごさが再認識された。そしてこの春、国指定史跡になった。

　国指定史跡というのは、寺社仏閣などでいう国宝・重要文化財で言えばに重要文化財級にあたるという。で、僕の属している団体でも、「島原城を知ろう！」という企画を進めている矢先のことだ。同じく、同団体での視察研修先には（先般の大分府内城や熊本城に続いて、）唐津城でどうだろうと話が進んでいる。　想いが強ければそのエネルギーが磁場を作り、情報が吸い寄せられる。観光ボランティアガイドの主催（？）で、島原城の勉強会があっていることを知った。（10/6の企画を10/4に知ったという奇跡の偶然）

前々から、一度はお話を聞きたかった松本慎二博士が講師だった。（実は、かつて原城を視察に行った時、先生の説明を聞き、その時から知っていた。）氏は、原城をキリシタン関連遺産として「世界遺産」登録に尽力した学芸員で、その経験から、現在島原市教育委員会の文化財課学芸員として招聘されている。

　確かこのブログでも紹介した吉岡学芸員と言い、島原城が卒論テーマだったという林田学芸員と言い、、新人の山下学芸員と言い、今島原市役所の文化財課は最強軍団である。(松平文庫の根井浄先生もカウントすれば５人）

　唐津城（担当の学芸員さん）にお願いしていた資料が届いた。16年がかりで石垣の修復をした実績がある。唐津城も又1666年にコンクリートで復元された城であるが、「も」はすなわち、島原城も又1964年コンクリート天守が復元された＝復元というには当時はあまりにもずさんだったと言える、歴史的に価値のある石垣を破壊してコンクリートを打ったのだから、今考えるともったいない乱開発だった。

　ともかくも、島原城は、すごい価値があるのだそうな。松本博士は胸を張って「超絶なのだよ！」と、島原城の価値をいろんな角度から紹介。そして来たる11/24の企画も！と予告.

　今日届いた唐津城の石垣修復パンフレット。16ページ、8ページの立派な報告書になっていて、普段なら専門的すぎて「パラパラ」止まりだろうと思われるが、ちょうど勉強会で聞いた事柄がいくつも重なって、興味深い。

　この9月の議会一般質問でも『島原城』を取り上げた。議会ホームページで動画配信もしてある。今回の質問では動画やパワポを活用して展開した。島原城整備についての提案は、まあまあ見ていて楽しめる内容。高評価を戴いた。

長崎県島原市議会　録画放送
2025/9/10放送分。松坂の登場は1:48:41~

　　　島原城についての質問は、2:20:29~　あたり