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2025年 10月 16日
![]() 主なものは ①文化会館の延命存続 ②道の駅構想 だとは思う。私たち島原市民にとっては、①文化会館の存続の方が大きなニュースで、まだ先の見えない②道の駅問題にニュース性はないと思ったが、翌日の長崎新聞では、この「道の駅」構想の公表だけを大きく取り上げた。 各市町村の議会報告記事の一環とはいえ、「全員協議会」は議会での議決項目ではない、単なる市(行政)側の説明の場である。その取り上げ方に疑問を感じるので意見表明しておこうと思う。 既に、僕(『新・土佐日記』で)は、文化会館の存続延命問題は最重要項目として位置づけ、 本ブログでも、9/17~18にかけて、詳しく報告してる。 ところが、長崎県を代表する長崎新聞も、島原市を代表する島原新聞でも記事になっていないため、多くの人達は 「文化会館は、令和9年3月で無くなる」と思い込んだままの状態である。 まあ、この問題はまた取り上げるが、ここでは、逆に取るに足りない打ち上げ花火でしかない「道の駅構想」が、何故無批判に報じられたかを分析したい。 島原市の公式報告といいながら、島原市はこの二つの報告を、いわゆる記者発表(記者クラブへの投げ込みや会見)はしていない。たまたま、定例議会終了後の全員協議会を傍聴取材した記者だけが得た情報ということになる。(僕の記憶では、長崎新聞と島原新聞が傍聴していた。)本会議はネット中継もあるが、島原市議会は、常任委員会や全員協議会は(わざわざ足を運んで傍聴しなければ)情報は得られない。 全員協議会では、この道の駅の問題について、各議員からの質問は否定的なものが多く、不評だった。しかし、新聞の記事は、市側の一方的な構想だけが示され、疑問を呈する議会の声は全く反映されていない。まるで、市の決定事項を、議員たちも承認したかのような書き方である。 高規格道路『島原道路』 <816992C789C18F4390B3816A3233303330315F817993B998488C9A90DD89DB8F4390B3817A32383433313335345F303031955C5F4353342E6169> は、諫早高速インターから深江までの約50キロを結ぶ計画。雲仙普賢岳噴火を契機に末端(深江~島原)が先に出来て、今諫早IC~長野IC、森山IC~吾妻IC、ととぎれとぎれに整備が進み。もっか、(我々が三会出平と言っている)島原三会IC ~大三東ICの出平有明バイパス(3.4キロ)が、急ピッチで工事中だ。 その先の有明瑞穂バイパス(10.4キロ)、さらに瑞穂吾妻バイパス(6.4キロ)はまだ橋脚も建っていない。森山から先は、設計のための調査段階で、全線開通まではまだかなりの道のりである。 地元としては、行政のトップ、議会議員、地元選出国会議員県会議員まで、集まってハチマキ巻いて「エイエイオー」をやっているが、能登半島の本線国道整備も復旧しない段階で、優先度を上げる根拠があるのか?ましてや、口之津まで伸ばした挙句、天草まで橋をかけて鹿児島に渡ろうなど「バカも休み休み言え!」レベルの荒唐無稽というモノだ。 ![]() 常識として、道の駅は道路の途中にある休憩場所だから、道の完成とセットとしか思わないのではないか。 タイヘン分かりにくい記事になっているが、 「完成する」のは島原三会ICであって、 現在は、島原側から(諫早方面に向かう)「終点」出口(出平交差点)を、 現在工事中の3.4キロが開通すれば、自動的に「終点」は乗り降りの「中継点」になるわけで その時は「島原三会インターチェンジ」と呼ぶことが決まっている。 その「島原三会IC」が完成するのである。そしてその完成時期は明示されていない。 なのに、その島原三会IC付近に造ろうというのが2030年に開業を目指す「道の駅」なのである。 頑張って、2030年までに、ICが完成(すなわち、今より3.4キロ延伸)しても、島原道路は、全くつながっていないのである。 「道の駅」を作ったんだから、道をつくらざるを得ないだろう!という。本末転倒。 イケイケどんどんの高度成長期、これが日本の土木事業の進め方だった。 その典型例が(途中区間を無視して進めた)長崎新幹線(西九州新幹線)だ。 多くの議員が「まだ道の出来ない所に、道の駅を造るのか?」「採算取れるわけないだろう!」と疑問を呈した。 全くプラス要素の見えない、問題だらけの計画をホイホイと流す報道はいかがなものか。 いつの世にも利権に絡む目先の輩は存在する。候補予定地の地価は上昇するかもしれない。 優良農地を二束三文(一時的には目がくらむような価格が提示される)で失うことにならないよう。危惧する次第。
by mmatusaka
| 2025-10-16 13:13
| 商店街とまちづくり
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