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2006年 10月 26日
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島原・諫早に出店計画のイズミであるが、島原については公式にはかなりあいまいだった。今月18日明らかになった計画概要は店舗面積2万8千平米(長崎夢彩都の88%規模)。用地交渉はかなり進んでいるとのこと。11月上旬には県に開発許可の事前申請を提出するという。(まちづくり3法見直しに駆け込むために、来年8月には大店立地法に基づく手続き申請にこぎつけ、2008年秋のオープンを目指すという。) ※用地交渉がどれくらい進んでいるかは、イズミ開発が商工会議所に口頭でのことで眉唾ではある。僕の知る地権者はまだ測量にも応じていないのに、18日示された概要書図面ではその土地が建物のすぐ横の駐車場になっていた。見込み図面(希望的図面)である。 一方仮契約を済ませた地権者には既に小切手(現金)が渡っている。すなわち出店後(本契約後)は、坪当たり月400円の賃借料が約束されており、本契約までは坪100円で半年分(?)が支払われている。 ただし、これは手付金ではなく、『内金』とのこと。不動産賃貸でよくある手付金と違い、出店(契約)を中止した場合、既にもらったつもりのお金は返さなくてはならない。(手付金なら、契約不履行の場合、受け取った金は返さなくていい。) 出店したものの、数年で撤退した場合、農地は宅地となり固定資産税は100倍以上になり、当てにしていた賃貸地代は無くなり未来永劫固定資産税を払い続ける悲劇リスクも考慮に入れなければ成らないと、議会一般質問でも指摘したが、着工前撤退も要注意である。 内金は使わずに置いとけば、1年間耕作を休むだけで甘い夢を見させてもらってありがとう、で済むが、手付金と勘違いして使ってしまったら、当然あとで返さなきゃならないのでご用心である。(仮契約書の内容をよく確認する必要があると思う。) イズミは半月前、まだ多くのハードルを越えなければならないのに、少なくとも現状では違法建築である大型ショッピングセンターが、当然のごとく建つかのようなオープン予告広告を、長崎新聞紙上に2回に渡って全面広告で載せてきた。肝心の諫早市に事前相談も無く、既成事実を見せつけた形だ。 ところがその答えが、上掲。県は申請そのものが論外として門前払い、NOを宣告した。消費選択が広がるとして期待した消費者は、がっかりするだけで済んだが、振り回された地権者は大変である。同じイズミグループのこと、島原方式の仮契約だった場合、小切手は使われないで保存されていただろうか?島原より期間が長かっただけに心配だ。 諫早の街の崩壊を心配する市民たちは(商業者だけでなく)、とりあえずほっと胸をなでおろしたわけだが、すぐに「まだ油断は出来ない!」と気を引き締めている。 イズミはどう出るか?次は島原だ。私たちは10年後を見つめて、この問題に対処しなければならない。
by mmatusaka
| 2006-10-26 22:40
| 商店街とまちづくり
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