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2006年 11月 04日
品川正治氏の憲法9条を守ることこそ日本の生きる道であるという考え方。ガンジーの無抵抗主義。実はものすごい積極策であることを再認識するこの頃である。
麻生外務大臣や中川政調会長のチンピラ発想の軽薄さが日本の政治の底の浅さを証明している。この頃のイジメ問題からするとずれているかもしれないが、昔は番長と言われるイジメの元締めがいた。今のブッシュアメリカだ。情けないのは番長の威光をカサに着てイジメをするチンピラどもだ。今の安倍総理だ。更に情けないのはそのチンピラに寄生するチンピラどもだ。もういいかな・・・この2人他のことだ。番長ブッシュの手前、親分安倍は、僕らのことを本気で怒ったりしない、むしろ嬉しいはずだ。と。 石橋政嗣さんの話になった。社会党の精神的支柱として非武装中立を訴えておられたことを記憶している。まだ健在で佐世保に在住との事(今度会いに行こう)。『非武装中立論』は入手しているから、これも品川さんの本と読み比べてみようと思う。 石橋さんは国会議員時代、誰よりも勉強をしていて国会図書館に入り浸っていたという。誰よりも・・・はどうか分からないが、多分その政治スタイルは、土日は地元に帰って結婚式や地域イベントに顔を出すタイプではなく、自らの政治力を高めることを優先させるタイプだったのだろう。 決算を控え(毎度の議会一般質問でもそうだが)、知らないことが多すぎて、いくら勉強しても追いつかない。だから勉強すればするほど、核心に近づいている感触を得る。ただし微々たるモノだ。戦いが議場だけのものなら、ひたすら勉強して力を蓄えるのが最重要課題だ。 しかし、時代は変わった。情報共有の時代である。自分ひとり突出して専門づらするわけにはいかない。市民とともにレベルを上げ、力をつけなければならない。そのために『情報発信』が課題となる。もとより市民が動けば山は動く。ただしそのきっかけ作りは、気づいたものがやるしかない。気づいてしまったものとして、報酬までもらっている市民として、どのようにして情報を共有しようか。 近頃全国の市民派議員の活動がインターネットで伝わってくる。朝立ち作戦が(民主党系でとくに)よくあるようだ。僕もかつて、市長選・県知事選でやったことがある。市民の関心を高め、注目してもらうきっかけ作りである。 半年後、自分の選挙を控えて、どうも朝立ちがピンと来ない。応援する候補者のために立つのなら幾らかお百度参り的な修験者ムードであるが、自分のために立つとなると、もっと別にやることがあるのではと考えてしまう。 実際、朝立ちをしながら、こんな時間があるくらいなら、近所の掃除でもした方が・・・と感じることしばしばであった。 掃除なんかしてる間があったら、勉強しろ!と悪魔のささやきもあるが、日常人間らしく生活することを忘れたら、本末転倒であるとの天使の声。普段のお手伝いを免除して受験勉強をさせる甘やかしは無意味である。有害でさえある。 これは別の効用かもしれないが、掃除をすれば、気持ちを整理できる。よそではアチコチの駅頭で(雨の日も風の日も)朝立ちして『頑張っている候補者』をアピールするのも多いようだし、島原でも希少価値で、しないよりした方が情報共有のきっかけになると思う。しかし僕には今一不自然感が残る。 晴耕雨読の自然体で、晴れた日に思いついたら掃除で気持ちを整理して、雨の日はもっぱら読書しよう。ぶっ通しで仕事(勉強)するより、休憩(掃除)を適度に織り交ぜた方が結局は長続きもし、効率もいいのだと理屈では分かっているつもりなのであるが・・・
by mmatusaka
| 2006-11-04 20:02
| 個人的なこと
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