久間さん勘弁してよ。防衛大臣と小嶺監督

　久間章生代議士に個人的には何の遺恨も無い。地元長崎県出身の衆議院議員というわけで現在日本で最も注目される立場の大臣である。公人ゆえにテレビ・新聞あらゆるメディアで論評をされる立場である。
　国民を置き去りにしたまま、防衛庁が防衛省に昇格。 久間防衛庁長官は自動的に防衛大臣になる。得意の将棋指しの感覚でひょいひょい戦争をおっぱじめないように釘をさしておきたい。

　長崎県有名人ベストテンに入る 小嶺監督。サッカー教育界で知らない人はいない。参議院参議院と、世は騒いでいる。それにしても初めに選挙ありきでいいのだろうか。その知名度が候補擁立の最大要件である。長いこと政治に染まって頑張ってきた割に全く使い物にならない（どころか世の中のためにならない有害な）長崎県選出の自民党議員よりは、おそらく 小嶺監督の方が、一芸に秀でた分だけマシかもしれない。可能性は未知数である。
　しかしそれにしても、勘弁してよ 久間さん！と言いたい。国民を愚弄するのもほどほどにして欲しい。超有名人 久間さんが超有名人 小嶺さんを説得して、新聞も面白がって大きなニュースにする。ベタ記事で扱って欲しい。僕までがこうして大事なホームページの一角を汚して取り上げるものだから益々図に乗るのだろうと分かっていながら・・・

　 小嶺さんも 小嶺さんだ。（個人的には知らないけど、）今回の対応は批判されてしかるべきであろう。早くから政界転進の志があったのならともかく、スポーツの世界から教育に物申す程度のご意見番で十分ではなかったのか？
　僕は動機（こころざし）を尊重する立場から、今回出馬するようなことがあれば、多くの県民同様、尊敬の念を捨て去り失望は軽蔑に変わることになるだろう。