新・土佐日記:役所改革
2022-12-27T00:57:57+09:00
mmatusaka
記録
Excite Blog
政治不信③無意識の抵抗
http://mmatusaka.exblog.jp/32852238/
2022-12-27T00:14:00+09:00
2022-12-27T00:57:57+09:00
2022-12-27T00:14:47+09:00
mmatusaka
役所改革
とにかくややこしいのである。 十重二十重に分かりにくくなっている。
基準財政需要額というモノサシがある。自治体運営に必要な経費の算出に使うモノサシで、地方交付税を割り振る時の基準だ。市民サービスの費用をもっと上げよと攻めれば、基準財政需要額の根拠の数字は○○なので、それは無理ですとか。
一方で、職員給与は、基準財政需要額では22億円となっているが、何故島原は34億も使っているのか?と攻めれば、人事院勧告では□□なので……と別のモノサシを出してくる。
役所に長く居ると、出来ない理由をとっさに思い付く習慣が身に付くらしい。修正案などは法で認められた手続きなのだが、まあめったに無いことではある。勢い、したくないやらせたくないオーラが漂う。
ただでさえ、(人件費案件は)あえて分かりにくくして、突っ込まれないように、もし突っ込んできても、その面倒くささで、相手のやる気をそぐ条例案となっている。そこに、仕事をしたくないさせたくないベクトルが働く。
面倒くさい仕事を手伝ったうえに、ボーナスアップの条例に対する修正とあっては、もし可決すれば、自らのボーナスが下がる?仕事が増えた上に給与が下がっては踏んだり蹴ったりである。
人勧(人事院勧告)が勤勉手当で調整しているのに、それを期末手当でやるなんて、それは全く別の議案ですよ。修正案と言えるのでしょうか。とか何とか、「12分の1の議員の賛同を以てやる修正動議の要件を満たしているか!」「それはクリアしているのですが……」
事務局職員たちも、それ以上に議会多数派議員たちが嫌がっているのは目に見えている。しかもこの多数派の皆さんは、議案の中身ではなく、議案を提出する議員が嫌いという理由で抵抗しているとしか思えない。(このたびの修正案に誰一人反対討論をせず、無言の多数決で否決した暴挙を見れば明らかである。)
今回の修正案は、職員にとって、給与ダウンにはならない。むしろ、勤勉をいじるより期末をいじった方が給与アップになる。(修正案作りの事務補助という)仕事をしたくないオーラ(無意識の抵抗)は、どうせ、一蹴の下に否決されると分かっていながら、「無駄な抵抗ですよ」。負けると分かって、徒労を承知でようくやるよ、という抵抗だったのかもしれない。
しかし、動き出すと、てきぱき仕事をしてくれた。以下は僕の勝手な思い込みだが、やっているうちに僕の修正案の方が正しいということに気づいたのが大きいと思う。新旧対照表(本案修正案対照表)を調整しながら、9か月前の3月議会の同様の議案(この時は職員給与を下げる議案だった)と比較しながら、
下げる時は「期末」を扱い、あげる時は「勤勉」を扱う、人勧の姑息なやり方に気づいてくれたのだと思う。議会事務局にも会計年度任用職員がいる。3月、一緒にボーナスが下がった。(期末をいじったからだ。)。ところがこの12月、ボーナスが上がる。しかし目の前で頑張っている同僚非正規(会計年度任用)職員は上がらない。(勤勉をいじるからだ。)。
下がる時は、一緒に下げて、上げる時は自分たちだけ。しかもそれを提案し、議決する、市長も議員も上がる。目の前で(ただでさえ安月給で、長崎県最低賃金に毛が生えたほどの報酬で、)働いている同僚だけ置き去り。
正規非正規の比較だけでもデタラメ。上げる時は12月に駆け込みその年度のうちに上げ、下げる時には、一年遅れで1年分を浮かす。そもそもその基準モノサシは、700人からなる国家公務員軍団(人事院)がお手盛りで作り上げる。都合のいい解釈を引っ付けて、大蛇は成長する(あいつらの思うつぼ)。
例えば、12月、0.1カ月昇給のあと、来年度は6月に0.05カ月と12月に0.05カ月などと、分かりにくい長々しい条例にする。民間からの批判をかわすため?0.1より0.05の方が受けがいい??
そんなこんなで、日本全国ほとんどすべての自治体議会が今回ボーナスを(同じ方法で)上げた。松坂と同じことに気づいた議員はいなかったのか?多分何人かは居たのだと思う。しかし、動議を出した議員は?賛同に名を連ねた議員は?
職員たちの無意識の抵抗もあっただろう。何よりも議員自身の中に無意識の諦めや、打算があった。
まあ、世間並みに言えば、
今回、勤勉と期末の使い分けを指摘すれば、期末しかない議員たちは非正規同様ボーナスアップは見送らなければならなくなる。という単純な話。
それでも、「それはオカシイ」と気づいた議員がいたとして、何故これが全国的な動きにならないのか。うちの議会にも、松坂さんと同じように指摘した議員がいますよ。という事例を紹介してほしい。
]]>
地域おこし協力隊の報告会
http://mmatusaka.exblog.jp/32243033/
2021-07-28T01:14:00+09:00
2021-07-29T09:56:44+09:00
2021-07-28T01:14:26+09:00
mmatusaka
役所改革
市役所会議室で、地域おこし協力隊員の活動報告会があった。市職員と議員の前で、一人持ち時間15分と質問という形で、活動の内容紹介や今後のことなど報告があった。色々考えさせられる面白い報告会だった。 ブレーンストーミング方式(否定的な反応を極力避け、肯定する方向での議論の仕方)?古川市長がよく言っている『出来ない理由を探すより~まずやってみよう』という感じで、とにかく3年間の活動を見守りたいものだ。 平日の実施なので、業務中の職員は参加できなかったのだが、(研修という意味で、職員は年休を取らずとも参加できたはず)多くの職員にも参加してほしかった内容だった。大いに刺激になる。議員は呼びかけがあっていたのだが、5名ほどの参加で、こちらも少し寂しかった。 いい意味でのよそ者(馬鹿者。若者。)の良さを発揮してほしい。とかく保守的な土地柄では「よそ者排除」に流れがち、議会でも「3年任期のあと、定住しない者は認めないオーラ」が漂いがち。 そういえば、報告の内容はネット配信の予定という。多くの、特に若い市民に聞いてもらいたい内容だった。ネット配信情報が分かったらまた皆さんにも紹介したいと思います。
今島原市には5人の隊員が活動中。コロナ禍にあって、かなり活動制限があっているようだが、それはそれで。特技の漫画で島原の歴史を紹介する隊員、地域の人たちにインタビューして紹介マップを作る隊員、火山の魅力を追いかけながらジオパーク島原を積極紹介する隊員、島原の特産ハゼに注目してその活用を目指す隊員、九十九島を具体例に外遊び周遊プランを企画する隊員、興味深い。 それにしても、パワーポイントは、報告会ツールとして、すっかり定着したようだ。彼らの活動は既に、様々な形で(例えば新聞で紹介されたりして)表に出ているが、どの隊員も、「情報発信」にSNS・ネット環境は当たり前のようだ。大いに参考にしたい。
]]>
ワクチン予約大混乱
http://mmatusaka.exblog.jp/32129655/
2021-05-11T01:12:00+09:00
2021-05-11T12:39:15+09:00
2021-05-11T01:12:14+09:00
mmatusaka
役所改革
このコロナ禍のなか、コールセンターはどこかにスタッフを集めてやるのか、それともリモートワークか、少し気になっていたが担当に任せていたつもりだった。そのスタッフに専門知識はあるのか?難しい問い合わせに対応できるだろうか。
接種券の印刷方法送付方法も気になって、(3月予算審議前に)色々指摘したのだが、まずは厚労省の「こんなもんでよかっぺ国家公務員」のサボタージュ、それに輪をかけて朝令暮改を繰り返す政府。混乱はそのまま地方地方自治体に押し付けられ、困るのはいつも市民。自分で考えることをしない地方公務員(島原市職員)君たちが、混乱の尻拭いをして深夜まで働かせられてもそれは自業自得だ。
その下らぬ残業をしても割増の残業手当が補償されているからまた恨みを買う。
クーポン券(接種券)と並列表記をした方がいいよという、普通の指摘も無視された格好だ。(既に間に合わないとか、国の指示だとか、言い訳は聞いていたが……。)全く市民の立場に立たない市役所職員に、いいかげんサジを投げたくなる。(でも諦めないぞ)
接種券を、ある時はクーポン券と言い、ある時は接種券と言い換えるものだから、これも混乱の元だし、今後接種当日の混乱も予想される。
問題は接種券(クーポン券)に同封された説明文書だ。厚労省が提示したのであろうひな形(テンプレート?)を、全く島原用に作り変えていないのだ。それどころか、自治体ごとで接種方法を決めることになっているのに、標準モデルのママなのだ。
1枚目の説明では、期日や、医療機関や接種会場を市町村の広報などで確認して、お住いの市町村で問い合わせをすることが出来る。と。島原市は市町村か!
で、2枚目の説明には、医療機関名も接種会場も期日とともに印刷されている。そして予約はコールセンターへ。と。
1枚目では、「医療機関に直接予約」と明記、接種会場の場合はコールセンター予約(としてコールセンターの電話番号だけ表記)。2枚目を読むと、どうやら、予約は全てコールセンター(又はWEB)のように書いてある。
イージーすぎるミステイクだ。そもそも「市町村」を島原市とか島原市役所とかに変換しない無神経。こんなもんでよかっぺ主義という。文書を受け取る市民の立場に立てば、簡単に発見できる矛盾だ。
何人もの、日本語を読み書きできる職員が(高給優遇されている公務員が)作り上げた説明文書がこんなもんだ。「日本語を読み書きできる」という部分は「優秀な」と表現しようと思ったが、あまりにも皮肉たっぷりになるので、こんな表現にした。起案者も、係長も、課長も、部長も「こんなもんでよかっぺ」と決裁印を押した?恐るべきハンコ文化。
怒れ!市民。
]]>
土曜会の新年会
http://mmatusaka.exblog.jp/30061615/
2019-01-22T03:16:00+09:00
2019-01-23T00:17:24+09:00
2019-01-22T03:16:47+09:00
mmatusaka
役所改革
土曜会というのは島原市の部長課長らいわゆる管理職のグループで議会において答弁に立つ幹部職員の総称だ。正式には市議会・土曜会合同新年会。新年会の恒例で歳の祝いで金屏風の前に主賓を据える。
(もののとらえ方には二面あるわけでプラス面もあれば逆面もある、とりあえず素直な感想を……)
情報収集やら交流やら最大限利用し、楽しませてもらうが、…大きな視点に立つとき、原点を忘れたり謙虚さを失ったときトンデモナイ集団に堕する可能性もある。
議員はさまざまの年齢だが土曜会は年齢が偏るわけで還暦ばかりが主賓である。部課長ら5人と草野議員が還暦、北浦・永田両議員が古希であった。
神事?の年の数え方は、年度制とずれているので、ここに並ぶ職員の皆さんは二学年にまたがっており、いわゆる早生まれ(1・2・3月生まれ)の皆さんは、この三月で定年となり送別会でもある。一方他の職員さんは「あと一年頑張ります」という微妙な立ち位置だ。議員は年齢無関係に4年に一度退職勧告があるわけだ。
今回はくじ運よく、金屏風真正面センターテーブルを引き当てたので市長・議長と同席することが出来た。酒席のことなので、深入り込み入りの話は出来ないが、報道で接する市政情報や、議会公式答弁の背景の微妙なニュアンスが理解できた。
部課長の(いい意味での)ホンネに接することも出来て、まあ簡潔に感想だけ述べれば、議員側は不勉強・思い込み(固定概念)が強く、市職員に負けていると感じた次第。議員の質問に「なんて不勉強なのか!」と感じることしばしばらしい。「議会質疑は、僕らには時間制限があるが、答弁側に時間制限はないのだから『それは違います、議員の認識違いです!。』と言ってくれればいいのに。」とかなんとか……
ふと思いついたのだが、この春退職する部課長から一人二人市議選挙に立候補してくれれば面白くなるのになあ、と思った次第。
実はこれ、まんざら現実味の無い話ではない。今全国の地方議会の立候補傾向は退職後の第二の人生の選択肢に上がってきているのである。
とかくこうした内輪のお祝いの挨拶では、(合同新年会なので)島原市と島原市議会のますますの発展とか、車の両輪としてとか、島原市のために、とか、くくられることが多いのだが、……
僕はかねてより、「島原市」とは何かと思うし、言葉の遊びとわかっていながら、僕は「島原市民のために頑張るのであって、島原市のためとは思っていない。」と。
近頃の世相を見る時、国民を置き去りにして、国のためにとか、国の発展とか意味不明発言が続く。むきになって、国民の存在を喚起するように、あくまで僕ら市議は「市民のためにある」と強調したい。
その意味で、今回、お祝いを受けた8人を代表して北浦守金議員が挨拶に立たれたが、『市民のために』を随所に織り込んでおられて、おおいに共感を得た次第。
]]>
行政マンは大雨警報なら出勤の構え
http://mmatusaka.exblog.jp/29647297/
2018-07-22T23:14:00+09:00
2018-07-23T09:01:06+09:00
2018-07-22T23:14:04+09:00
mmatusaka
役所改革
島原市では若手職員を集めて災害対応の講習会が実施された(7/19既報)。講師先生の熱い思いが伝わる講義だった。僕はすぐに、トイレの壁にハザードマップを貼り付けた。
あなた方は市の職員だ(公務員だ)、ボランティアじゃない!災害に対応することは公務員の義務だ。そのために存在している。仕事なんだ。市民安全課だけに任せるのではない。
地震発生!家具を固定してなかったばかりに、(想定内で予防できた事故で)けがをして出勤できないなど職員失格!
休日で家族サービス旅行を予定していたところ、洪水警報が出た。そんなときは家族を説得して、「また今度埋め合わせする、自分は市民を守る義務があるから遠出はせずに自宅待機だ。いつでも出勤できるように。」で、なくてはならない。と。
労基法では年休を消化する権利はある。しかし瀧本教授は公務員の義務があるという。これが出来ないなら今すぐ辞表を出せ!と手厳しい。家族を残して(残された家族だけで対応できる準備を普段からしておいて、)自身は登庁する。
今どきの若い人に通用するのか?と、ふと思った。さすがに先生も、災害でケガをしている家族を見殺しにして出勤せよとまでは言わない(そこは常識の範囲だ。)。どんな職業にも、これだけは絶対条件というものがあるのだろう。行政の職員と医者は災害対応は義務なのだ!と。
休みの予定を返上するくだりは「公務員とは何か?」を考える、一つの基準だろう。新入学児の学級担任が、自分の子供の入学式に保護者として出席するために、年休を取って休むという例。に似ているとも思った。僕はこの年休取得には反対の立場だ。瀧本教授の主張に賛成だ。
それくらいの公務員意識が必要だと思う。
今回の豪雨のさなか、7/6僕らは警報の解除を待って、勉強会のあと懇親会に臨んだ。今考えれば、自分たちの守備範囲は終了後だったといえ、不謹慎という意味で自粛とまではいかずとも、例えばアルコールなしにする食事会もありだった。かなと思う。この勉強会、顔を赤らめた写真も掲載して報告したが、まさかこの時点でかくも大きな災害になるとは思ってもいなかった。
そんなわけで7/5「赤坂自民亭」に目くじら立てる世論に対して、その時点ではそこまではどうか?とやや安倍総理らに同情的にとらえていた。要は自己保身だが。
我々市議は立法の立場で、行政ではない。急な災害については役所は(行政=公務員)は専決処分権も持っている。議会の承認なしに救済活動を実施できる。
赤坂自民亭に集まった連中はどうか。国会議員は安倍総理を筆頭に内閣(行政のトップ機関)に参加する者も多くいる(兼務だ)。
(翌日オウム死刑を控えた法務大臣の神経はさすがに僕の常識の範囲を超えている。)政治家たちは絶えず白ネクタイと黒ネクタイを持ち歩き。お祝いの席の1時間後にお悔やみの席にいる。悲しい儀式の直後でもニコニコ笑わなくてはならない。そんなこともある。
しかしやはり百歩譲って、この夜は、安倍総理はもちろん、いつでも災害派遣対応をしなければならない防衛大臣は官邸に待機だろう!少なくとも酒はいかん。瀧本教授はどういうだろう。すぐ大臣やめなさい!国会議員の資格なしだ!とおっしゃるのではないか。
形式的とはいえ、自民の議員連中は、副大臣とか政務官とか「行政職」を兼務する内閣の一員がほとんどではないか。やはりあり得ない光景だ。
この自覚のない中央の政治家どもはさておいて、地方自治体の島原の職員は大丈夫か?公務員の自覚はあるのか。若手職員のきらきら輝く目を見て、少し安堵した。
]]>
浮いた11万円
http://mmatusaka.exblog.jp/26835238/
2017-07-23T17:22:00+09:00
2017-07-24T10:09:13+09:00
2017-07-23T17:22:47+09:00
mmatusaka
役所改革
実は、この3/31 当ブログ新土佐日記で「亜土ちゃんのダイアリー」というお話を紹介した。この市役所の不祥事を聞いて、かくあるべし と紹介したのであった。
食堂で出されたメニューを開いて600円のラーメンを注文した。このメニューは料金改定前の古いメニューだったのを店員が間違えて提示したのであった。
食べ終わって、請求されるままに800円払った。あれっ、600円じゃなかったっけ。と抗議すると、「大変ご迷惑をおかけしました。お客さんの食べたラーメンは実は800円です。古いメニューをお見せしていました。」
「600円と思って注文したのだから、200円は返してくれよ。」
「ダメです。お客さんの食べたラーメンは800円なのですから。」
「そりゃないよ」
「でももうお支払いいただいたのだから、納得の上でしょう。」
「それは詐欺じゃないか」
「800円のラーメンを600円にまけろというんですか?それは脅しですか。」
「お店のミスで古いメニューを見せたんじゃないか」
「それはこちらのミスだから、大変ご迷惑おかけしましたと謝ったじゃないですか。でも他のお客さんは皆さん800円払っているのに、あなただけ600円にはできないでしょう。」
とまあ、こんなやり取りが、僕が福祉課で感じた対応だ。
で、普通なら、こんな時は、お店が非を認めて、200円戻すばかりか、次回使える「餃子無料券」まで添えて、ごめんなさいと謝罪するもんだ。と。説明するも。
民間ならそうでしょうが、役所ではそうはいきません。特定の人だけ200円値引きなんてありえません。市民の税金なんです。
お店に依るかもしれないけど、そのミスした店員は給与から200円差し引かれることもあるしい、ひょっとしたら店長がポケットから補充しなきゃならんかもしれないよ。
何、ミスをした職員が弁償しろというんですか?!そんなことを部下に言えますか!
そうじゃなくてさ、本来なら、ミスをした職員本人が「僕が弁償します」と言うものだ。そうすれば、係長が俺もハンコを押したから、俺のせいだ。すると課長も、部長も俺が責任取る、となって、じゃあみんなで負担しようとか。
それは民間の論理でしょう。なんで職員が責任を負わなければならないんですか?
とまあばかばかしいやり取り。
本題に戻ると、じゃあ余分に支払われた11万円はどうなるんだ!?
もう払ってあります。領収書があります。
領収書を確認して、助成金を出す仕組みなのだという。
もう払ってあるからいいじゃないですか。
そのお金、なけなしの貯金で建て替えたとか、親せきから借りて払ったとか、業者さんが建替えたとか、サラ金から借りてるかもしれないよ。
だから領収書です。借用書じゃありません。
44万円の価値ある(18万別補助につき26万円の価値ある)設備を現に持っているわけで、品物無しでカネを払っているのではありません。品物と引き換えの領収書ですから。
工事をお願いしたのだから払うのが当たり前でしょう。納得して26万円払っているのだから。
納得しておられるのか?
いいえ。でも何も言ってきませんから。
お金を立て替えている人が請求できないでいるんじゃないか?
サラ金だったらもうかなりの利息が上乗せになっているよ。
だからと言ってなぜ我々職員が払わなきゃならないんですか?
(トイレを使っている受益者は当人ですよ。)
誰かが予定外に負担して宙に浮いたままの11万円はそのままである。
困っている市民の11万円がいかに重いかわかっていない。
11万円ははした金か?
なら、個人で弁償するという発想は起きないか?
自分たちのミスを認めながら、一円たりとも責任は負おうとしない。
市役所の中の見舞金の制度とか裁判和解の方策とか、手立てはあるだろう。
そんな手立てを考えて新たな仕事を増やす気なんぞさらさら無い。
文句を言ってきたら、
誠意をもって何度でも説明する覚悟であります。
「規則ですから、11万円は払えません。」と。
それって誠意じゃないんですけど。
わかってもらえない。
つらいのは、そんなことを言っている松坂という一市議の
主張を、そこにいる福祉課の職員たちが
「松坂さんの言う通り」ではなく
「この人何を寝ぼけた屁理屈を言っているのだろう?」と言わんばかりの視線で見るのである。
と、感じるのは僕の主観?
言えないのか言わないのか。うん黙ったままの職員の心の中までは分からない。
松坂なら、隣の係りの島から「聞こえている範囲でいえば、市役所側が間違っていると思う!」というだろう。
そんな頼もしい職員に出会いたい。
「そんなことは分かっている。市役所側のミスだと言っているじゃないか!私は本会議の席上市役所側のミスで迷惑かけたと言ったじゃないか!ミスは分かっているけど、しょうがないだろう!」という部長の反論が聞こえそうである。
ここに書いたやり取りは、正確な言葉の再現ではないが、大筋は外していない。うんざりする。
]]>
何もしない役所
http://mmatusaka.exblog.jp/26834928/
2017-07-23T15:06:00+09:00
2017-07-23T16:11:49+09:00
2017-07-23T15:06:49+09:00
mmatusaka
役所改革
①要介護の高齢者市民が、
トイレ改修の助成が受けられるか島原市福祉課に相談。
助成対象なのでと申請書類をもらう。(2016年6月)
②市役所は申請を受けて、審査の結果「交付決定通知書」を発行
(2016年10月24日付)
③工事完了(11/8)、11/25福祉課職員は申請通りに工事完了を確認。
④交付確定の手続きの際、一人暮らしでないことが判明。
島原市役所福祉課は、一転、
「助成対象ではない」として12/16交付決定取り消しを通知。
⑤福祉課から申請者へ取消通知書を送付(2017/1/23頃)
何ともひどい話である。
申請時にいったん交付決定を出しながら
工事が終わって交付取消をした。
申請者は15万で済むはずだった負担が26万円になった。
一人暮らしという要件があるのに同居者がいた。
そのことを担当者は、申請時に見落としていた。
という説明だが、担当者はこの要件(一人暮らしに限る)をきちんと把握していなかった。と松坂は感じている。
同居者が居ることを承知で交付を決定したにせよ、
同居者が居ることを確認ミスで(一人暮らしと思い込んで)交付を決定したにせよ、
申請時に住民票や納税状況の調査を承諾しているのだから
申請者に全く落ち度はない。
この3月、この不祥事(継続中)を知ってすぐ、担当者に確認した際、この制度はもともと、同居者が居てもOKだったのが、「一人世帯に限る」という新たな条件を付けて、厳しくなっていたことが判明した。
それはいつからか?(今年度28年度からか?)という問いに対して、要綱を確認しながら、担当係長(班長)も、その時はじめて知ったような顔で、「27年度からです。」と答えた。道理で要綱にしても申請書にしても、わかりにくいなあと思ったのであった。
逆に、申請者や工事業者が、これまでは「同居者が居ても助成が受けられていた」ことを知っていれば、自分も受けられるのではないかと思って申請するのは当然だと思った。
だからこそ担当者は、この制度の変更点(同居者が居てもOKがダメになった)には最大の注意を払わなくてはならない。その認識はあったのか?
その時プリントアウトした申請書類を見て、松坂はすぐに、これは誤解を生じるなあ、と青い線を引いた。
「制度が変わった時点で、身障者用と高齢者用の様式は別にした方がよかったね。」と指摘した。この不祥事は福祉部長で止まっていたので、(交付決定を決裁した部長が取り消しも決済)「少なくとも取り消しは大問題なのだから、すぐに市長に報告すべし。」と部長に指示したが、反応は鈍かった。
すぐに市長に会って、善後策を指示した。たまたま担当係長(班長)がそばにいたので、概要を確認し、古川市長もこの申請書の不備を指摘して、改定を促した。(何よりも宙に浮いた11万円をどうするのか!)
申請書類の分かりにくさ改定は、些細なことだがすぐに出来る改良だ、その後福祉課と話すたびに指摘していて、担当も「改めます」と言っていた。
6月議会に至るまで、担当から市長には経過の報告が上がったのみで、対策は何も講じられていなかった。で、松坂は一般質問で取り上げたわけだ。
で、松坂が何で怒り心頭に発しているか!既報の通り、市役所は何もしていないのだ。彼らの論理では、このことは終わっている。その非常識非人間性。
二度と同じような不手際が無いようにと、要綱(申請書様式)の改訂はどうか?
きちんとやっていてくれよ。と一縷の望みもつないだのだが、たぶん要綱改正などにまでは及んでいないだろうと想定はしていた。
7月20日、福祉課に行って、申請書類をプリントアウトしてもらった。同じものだった。
繰り返しになるが、「何もしない」と部長は言ったのだ。この要綱については、「自分もそう思うので改良を検討したい。」と。しかし、11万円が宙に浮いたままの件については「何もする気はない」と言ってのけたのだ。
古川市長は本会議場で部長を横において、「矛盾を感じておりますので、福祉保健部の方と精査をさせていただきたい。」と言っているのに、部長は(精査はするのだろうけど?)何もしないと言っているのだ。
市長は制度が変わっているのに様式がそのままであったことに非があることもその場で(本会議答弁で)認めていた。
部長らが、この事件について何もしようとしないこと自体が許しがたい暴挙なのだけど、この点を部長以下福祉課の職員が問題無し(未然に不適正支出を防ぐことができて良かった!)と思っているのであれば、悪いことをしたと思っていないのだから改めようもないのだろう。
しかし部長は一方で、「市側の確認ミスでこのような事態を招き大変申し訳なく思っている」と何度も発言しながら、「納得が得られるまで説明をする」の一点張り。実際には何もしない、その後何もしていない。申し訳ないけど何もしない。と。
ならば百歩譲って、改めるべきとしていた書式の改訂ぐらいはしているのでしょうか?これも何も手付かず。何もしていないのだ。
食堂で、給仕さんが間違えて、古い(料金改定前の)メニューをもってきて、600円のラーメンを注文した。そして食ってしまった。
古いメニューを見せたのは店側のミスですが、オタクが食べたらラーメンは800円です。というわかりやすい話をする。その場合店は800円取れないよ。と。
民間はそうかもしれませんが、役所はそうはいかないのです。と。
僕は気が遠くなりそうでくらくらしてきた。
]]>
市職員は何を見落としたのか
http://mmatusaka.exblog.jp/26828936/
2017-07-21T01:46:00+09:00
2017-07-21T01:57:46+09:00
2017-07-21T01:46:39+09:00
mmatusaka
役所改革
(つづき)
住宅改造の助成は、障害者と(要介護)高齢者が対象だ。それぞれ、障害の度合い・要介護の度数で要件が満たされる場合とそうでない場合がある。何でもそうだが、この境界線の判断はとてもつらいものがある。今配られている、高齢者福祉交通利用券7000円分だって、税金を払っていない人が条件で、1円でも払っていればアウトだ。基準日に75歳以上じゃなきゃダメ74歳と11か月はアウト。見るからに歩くのがままならないよぼよぼ爺様でも74歳はダメ。走っても自転車こいでもびくともしないばあさまでも75歳ならもらえる。その「あなたはもらえませんよ」と宣告する立場の職員はつらいものがある。一方で、もらったばあさまから、神様のように礼を言われることもある。
話を戻す。高齢者対象の場合、単身世帯で非課税という条件が付く。もちろん要介護で、介護保険で助成を受けた者に限るとのこと。添付画像が、その申請書の様式だ。障害者用と高齢者用が一枚の書式なので分かりにくい。(ちなみに障害者は単身である要件はない。)
介護保険で助成を受けた者は各市の福祉課からも追加助成があると聞いて、申請をするわけだ。その要綱をじっくり読めば、
(1)介護保険法(平成9年法律第123号)第45条に定める居宅介護住宅改修費又は同法第57条に定める介護予防住宅改修費の保険給付を受ける者であって、65歳以上のもの(単身高齢者世帯に限る。)
とA4で5ページにわたる「島原市高齢者・障害者住宅改造費助成事業実施要項」の中に書かれている。つまり高齢者というのは65歳以上のことで、しかも一人暮らしに限るというわけである。
この文章の記されている第2条は11行あってそのうちの3行にこう書かれている。
せっかくだから、第2条の冒頭4行を転記する。
(助成対象者)
第2条 住宅改造費の助成の対象となる者は、島原市内に住所を有する者であって、次に掲げるものとする。ただし、高齢者等が属する当該世帯員の当該年度分(1月から6月までの間に申請する場合にあっては、前年度分)の住民税及び前年(1月から6月までの間に申請する場合にあっては、前々年分)の所得税が課税されている世帯を除く。
という条文に、最初紹介した条文が続くわけだ。ここに言う「高齢者等」というのは「高齢者又は障害者(児)」のことであると第1条に定義づけられている。
障害者が属する当該世帯員はまだわかるが
高齢者が属する当該世帯員とは何のことだ?
高齢者等が属する当該世帯員とは?
そして7行目には単身高齢者世帯に限る。とある。
単身高齢者世帯の高齢者が属する当該世帯員とは誰のことか。
「本人の」ということじゃないか!
要綱に沿って申請書もつくられている。
ピンクのアンダーライン。
ケアマネさんを交えて相談をしたり、市役所職員が説明したりした際、本件の場合、本人要介護なものだから同居しているお姉さんも交えて説明を聞いている。
同居家族の非課税状況も調査されるのか、と思ったかどうかはともかく、申請書を出したわけだ。
僕の常識的な読み取り能力で、「単身世帯に限る」を認識できないことは十分考えられる。
同居家族がいるのにそれを隠して、偽って申請したのではない。
市役所は、個人情報を見ることができる。
その家族の状況、その納税状況までも。
そこを、調査してもらっていいですよ。承諾します。というのがこの申請書類だ。
一昔前なら、「住民票と家族の納税証明書を添付して申請します」というところだ。
その書類のどこに不備があるのか!
確認調査をするのは市役所ではないのか。
おやおや同居者がいるぞ、これは申請資格がないぞ。
なのに交付決定通知書を発行したのだ。
この分かりにくい要綱や申請書の様式を見たら、担当職員が勘違いするのもわかる気はする。
単身者と言いながらその当該世帯全員の課税状況を調べるうちに単身者であるかどうかを見失ってしまう。
窓口のプロフェッショナルが、単身者ではないことを確認できなかった。
この不思議な職員及び市役所担当者たちは、交付決定をした段階でこんな単純な確認をできなかったくせに、いざ完成したトイレを見て金を出すのがもったいないとでも思ったのか再確認の際同居家族が居ることに気づいたのだそうな。
そして不適正なカネの支出を止めることができた。
と。職員一同胸を張っているのである。
俺たちは正しいことをした!と。
おいおい、せめて工事が始まる前に止めなきゃ意味ないだろう。
かかった工事費用はどうするんだよ。
話が違う!元に戻してくれ!誰が復旧費用を出すんだよ。
自分たちは適正に助成金を出すのが仕事だから
不適正が分かったから出さないのだ。
何も間違っていない。
と。
それじゃ納得できないだろう?
説明に上がりました。
納得されたか?
…………(いいえ)
納得するわけないだろう!
納得が得られるまで説明に上がります。
といいながらその後何もしていない。
何もする気はない。と。
何も言ってこないから、もう解決している。と。
]]>
交付決定後の取り消しは酷すぎる。
http://mmatusaka.exblog.jp/26828387/
2017-07-20T20:59:00+09:00
2017-07-23T12:50:20+09:00
2017-07-20T20:59:25+09:00
mmatusaka
役所改革
和式のトイレは足腰の不自由な人には使いづらい。で、洋式の腰掛式にするのに、この制度が利用できるならばと、この制度を利用してトイレの改造をした島原市民の話である。
これは長崎県ほぼ一律で、県と各市が半分ずつ負担する助成金だ。介護制度での助成もある。というより介護制度で助成して、さらに追加助成。この方の場合、和式トイレを洋式トイレに改造するのに44年万円ほどかかるというのだが、介護保険から18万円の助成。島原市福祉課の方から追加助成11万円が見込めるというので、15万円の負担で済むのならと生活費を切り詰めて毎月1万5千円づつ貯金積み立てて、申請に踏み切ったという。(金額は概数)
ケアマネさんの助言、工事業者の見積もり、介護保険の方でも要件を満たし、交付が決定したのに続いて島原市の方も助成金交付を決定した。(h28年10月)
この手のものは、事前着工はダメなので、業者さんも慎重に、助成の決定通知を確認してのち、工事着工。11月に工事が完了した。工事完了を確認して助成金支払い目前で、交付要件を満たしていないことが分かったということで、11万円の助成金が取り消されたという問題。
交付要件を満たしているから、交付決定しました。着工してください。
で、工事完了後、(役所の担当職員のチェックミスで)
交付要件を満たしていないことが分かったので、交付取り消しです。
助成金を当てにして工事したのに、こんなことならポータブルトイレで我慢したよ、工事代は払えないから、元に戻してくれ。と。
あきれた話である。
申請した側には全く落ち度はないのに、いったん自分の確認ミスで決定通知を出した役所職員。
その職員の一方的な過失。市民は泣き寝入りを強要されている。
こんなことは、まああってはならないことだが、その損害をカバーする手立てがあり、二度とそうした行政手続きのミスが起こらないような対策が練られるものと、思っていた。先ずは行政側のミスで発生した11万円の損害を回復して手当てをするよう交通整理をして、対応を待った。
いつまでたってもほったらかし、余りの不作為に、これは個別の問題ではなく、役所の体質に関わる問題でもあると、この度6月議会の一般質問で取り上げた。この質問の答弁を作る段階で、何らかの措置が講じられるものと催促したわけだ。
結果は、全くぬかに釘、カエルに小便。全く悪いことをしたと思っていないのだ。こうして、報告するのがなんともむなしい反応なのだ。要件を満たしていないのに、交付するわけにはいかんでしょう。と。ならば何故交付すると言ったのだ?
その時は、要件を満たしていないことに気づかなかった。
その市民が虚偽の申請をしたのか?
そうではない。
その11万円はだれが払うんだ!
(知ったこっちゃない、当事者の問題だ)
市長は、これではその方の納得は得られないから何とか手立てを考えたい。二度とこんなことが無いように、と通りいっぺんの答弁だが行政側(自分の部下=市長)の非を認めた。
残念なのは一連の仕事に当たった、担当職員も、その上司の係長も、その上司の課長も、その上司の部長も「正しいことをした」「自分たちに非はない」として、いったん交付決定したことを一転取り消してしまっても、副市長市長に報告さえしないでそのまま放置していたのだ。
そして、僕の怒りの頂点は、その後(一般質問で公にして)もう一月近くたつのに、まだ何も手を打っていないのだ。本日(7/20)その後の対応を福祉課に確認に行ったが、全く何もしていない。そして言ってのけた「(先方から何も言ってこないのだから)今後何もする気はない。」と。
終わっているというのだ。腐れ果てている。
若干怒り口調でまくしたてる僕の言葉を、部屋にいた職員はどう聞いていたのか?対応する関係職員は口をそろえて、自分たちは悪くない。ミスは起こりうる、ミスのたびに責任を取る訳にはいかない。と。
聞いていた職員は、そうだそうだ。松坂さんは異常だ。しょうがないじゃないか。と思っているのだろう。市役所の中に数年もいたら人間性を失うのだろう。そういえばこの担当職員はまだ採用されたばかり。採用段階で人間性を放棄している。
6月の一般質問、島鉄の問題など大きな問題を扱って、この問題は軽く流すにとどめた。実はこんな大きな問題になるとは思っていなかった。これは大きな問題だ。 (続く)
]]>
「役所改革」というカテゴリーを新設します。
http://mmatusaka.exblog.jp/26828159/
2017-07-20T19:23:36+09:00
2017-07-20T19:23:37+09:00
2017-07-20T19:23:37+09:00
mmatusaka
役所改革
僕の考える僕の常識は「市民の常識」。市民の常識と「役所職員の常識」がずれまくっているようなのだ。
人にはいろんな考えがあっていいし、役所という不公平が無いように気を付けなければならない組織でも対応する職員によって、法解釈によって、若干の差異が生じたり、対応に違いがあることも人間社会なのだから おおらかに見ようと思う。
しばしば市民から、役所で受けた仕打ちに苦情が届く。ずいぶん身勝手な相談もある。「それは無理ですよ。」と丁寧に説明すれば「納得したけど、ならばなぜ役所はそんな説明をしなかったのか?だいたい応対が酷すぎる!」などと不満の矛先が変わってきたりする。
苦労している行政マンのことも知っているから、まあ誤解を解くのも議員の仕事だと思っている。こうした苦情処理を通して、市役所改革の一助になればとアドバイスやら確認やら。
手厳しいことを言うが、市民はプロじゃない。役所職員はプロである。一部身勝手なクレーマー市民はいるが、そこを対応するのもプロフェッショナル公務員だろう。
年々公務員の質が落ちてないか。質は法的知識や専門知識などもあるが、情報量が増えた分その情報量に追い付いていない。枝葉のマニアック部分に強いのはいいが肝心の本質を忘れる。
問題は伴う人間性だ。人間性の質が低下しているのだ。公務員に一番求められる、無私の奉仕精神のごときもの=困っている市民の立場に立って助けてあげる思いやりが年々低下しているのだ。自分さえよければいい。市民は見ずに、上司の目ばかり気にする。
公務員給与が増加し、待遇が良くなってきたことに反比例するように職員の質が下がってきているのだ。もちろん個人差はあるが、ひょっとしたらこれは「役所」という機構に起こる事故や病気のようなものかもしれない。
免許更新とか議員の4年おきの選挙とか何か対策を講じなければ、必ず発生する故障なのかもしれない。ならば改める方法も考えなければならぬ。
一個人の問題、問題を起こした一部の特殊事情の職員のしでかしたこととして、組織機構に必ず発生する不始末に目をつぶっていないか?様々な事象をきちんと分析して、共通の思考や行動をチェックしよう。市民の常識からかけ離れているのだ。
本ブログのカテゴリー分類はそれほど厳密なものではないが、読者が、今日は何の話題かなと関心を持ってくれればという程度の分類分けだ。これまで役所改革については「行財政改革」というくくりでまとめていたが、
いわゆる公務員改革、役所の中のソフト改革、天下り問題など、意外に重要なのだ。市民と職員の接点での対応。小さなことのようで、そこに本質がある。神は細部に宿り給うのである。]]>
https://www.excite.co.jp/
https://www.exblog.jp/
https://ssl2.excite.co.jp/