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1 2019年 12月 12日
![]() 報告書『青草子』の発行にせよ、毎月の市政報告会『まちカフェ』の開催にせよ、ホームページやブログによる情報発信にせよ、政治をもっと身近なものとして感じてもらえればとの思いからであった。 情報がきちんと伝われば、いい方向に向かうはずだと思ったからだ。多くの市民(議員)の目が注がれていれば、不正や不合理は排除され、より良いものに改良されていくと思ったからだ。 政治の世界のこと、面白おかしくというわけにはいかないが、せめて分かりやすく、市民目線で説明することで、関心を持ってもらえればと思うわけだ。 既に議場にはケーブルテレビも入ってきていたし、議会だより以前に島原新聞による報道もあったし、会議録(本会議議事録)は市役所ホームページで閲覧できる体制になっていた。地方の政治も一部の政治家たちだけのものではなく、情報化はそれなりに進みつつあった。 歴史教科書にあった治安維持法の暴政や、軍部の暴走で戦争に突入するなど、起こりえない平和な時代のように思われた。 報告書発行にせよ、ホームページ開設にせよ、それ相応の財力が必要で、背後に政党や組合を持たぬ個人では限界があったものが、21世紀になると、財力など無くとも、ホドホドの情報発信が出来るようになった。 インターネットは、選挙においても(解禁され)力を発揮するようになると思われた。しかし現実はそこまでガラリとは変化しない。 印刷物も、報告会も、ホームページ・ブログも、効果は限定的だ。新聞テレビが飛びついてくれるような「話題」にならなければ、ほとんど広まらない。 実は、まだまだ情報化社会には程遠く、思ったより情報は伝わっていない。ネットやSNSで、情報そのものは氾濫する世の中になったが、本当のことは昔も今も伝わっていない。 一方で、国家レベルのフェイク(でっち上げ)ニュース。お上におもねる御用新聞や御用テレビ(NHKのことだ)。明らかなウソを声高に繰り返すやり方ではなく、巧妙にウソホント交えて、デタラメに導く。言論統制に向かっているように感じている。 議員になってすぐわかったことは、想定以上にウソや差別がまかり通っていたこと。松坂の情報発信は、ある時には不正に敢然と立ち向かう論調にならざるを得なかった。 マスコミ誘導、あえて分かりにくくする説明、隠蔽、情報隠し。 もちろん市議会における本会議討論質問(火ず記録に残る)や委員会発言を粘り強く展開することは絶対不可欠。。ただ今期になって、議員自らの発言権を狭めるような動きが気になる。 いろんな情報を兎に角提供したいのであるが、世界中に配信されている割にブログ効果は限定的だ。何よりも、僕のブログの一番の読者は松坂を煙たく思う者たちだという事実。悲しきかな。そういえば、匿名書き込みを許していた「掲示板」の炎上というのもあった。 SNSブログも閲覧者数が巨大化すれば、言論弾圧的な妨害工作も十分想定される。今のところ、閲覧少数なので、大きな妨害は無いが…。 とにかく、それでもこうしてブログ「新・土佐日記」で、事実を伝えることは、松坂の出来る「政治活動」の一つである。続けようと思う。 ▲
by mmatusaka
| 2019-12-12 19:42
| 議会改革
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2019年 11月 28日
![]() 中村健氏の話を熱心に聞く松坂の斜め後ろ姿が映っていた。やったね。 ![]() こうした研修に参加してくるような志高い同志ばかりなら苦労はしない。それが実は僕だけではなく、参加した皆さんの(温度差や個人差はあっても)共通の悩みだった。このような研修で得た高揚感が、地元の議会に戻ったらしぼんでしまう。 「議会活動に熱心でない議員たちとどう付き合うか」この夏の「ローカルマニフェスト」応募に際しても、結局この問題をクリアできていなかった。 これまで、何度も寝技の提案を受けた。正攻法ばかりではだめだ。北風と太陽だ。と。趣味の話から入る、酒の席を利用する。清濁併せのんで、と。そこをついつい生真面目な自分は、本心を隠して、妥協して相手に合わせとと解釈し拒絶してきた。そうではなくて、意に添わぬことはする必要はなく、誠意をもってまさに正攻法で対峙すればいいのである。 正攻法でダメなら寝技で、は言葉の綾であって。意に反することをすることではない。例えば公式の本会議・委員会・視察旅などの場面での正攻法ではなく、機会を見つけて、相手に向き合うこと。正攻法しか知らないのなら、正攻法一本でいいではないか。自分の主張を相手にまずは伝えること。 中村健氏が初めて町長になった時の四面楚歌状態を打開した経験を踏まえて、話をなさった。10人まとめての多数に対峙できないなら、10回に分けて一人ひとりと向き合う。10回を1回で済ませてはいけない。もちろんその10人に会う場合の順番は重要だ。「中村が昨日突然うちに来たぞ」は翌日には全員に伝わることも計算に入れて云々。 ある意味結論がウルトラCではなく、愚直な繰り返しともとれる正攻法に落ち着いた。その意味では、時間をかけて努力を重ねるしかない。ホームページを活用して情報を発信するのなら、やはりホームページを充実させて、読みやすくする工夫努力が必要だ。 単純なことだった。議会を変えたいなら、自分が変わらなきゃダメなのだ。 「変わる」の意味。信念を捨てたり変節したりという意味ではない。正攻法でいいのだ。 最後に 誰かがやるだろうと思うことは、誰もやりません。 (自分がやるのですよ)とマザーテレサの言葉で結ばれた講義だった。にくいね。 補足:(ネットより)
マザー・テレサが生涯愛した言葉に、 「暗いと不平を言うよりも、自ら進んで明かりを灯しなさい」 という有名な言葉があるがあります。 そして、マザー・テレサが本当に愛したのは、 そのすぐ後に続く言葉なんです。 「誰かがやるだろうということは、誰もやらないということを知りなさい」 ※中村先生の話、10人じゃなかったかも、大筋を理解いただければ…… ▲
by mmatusaka
| 2019-11-28 19:39
| 議会改革
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2019年 11月 28日
![]() ![]() 想定より大幅に遅れてのレポートになりました。予告だけはもう3週間も前にしておいたのだけど。 僕にとっては、「議会改革」は、ずっと追い求めているテーマである。北川正恭先生らの提唱する『ローカルマニフェスト』はその最初のとっかかりである。 スポーツなどの場合(将棋でも芸能でも)一つのルールの中で最高を競うわけで、ひたすら努力は自分(自分のチーム)に向く。受験生しかり。合理性技術含めてやる気でとにかく頑張った者が生き残る。 決められた枠の中で最善を尽くす。わかりやすい。 政治は社会そのものだ。そして議会はこの複雑怪奇な人間社会にあえて「ルール=法」で枠をはめる。時代とともに、最善の人間社会になるよう、その法をいじるのである。その一丁目一番地。ルールを決めるためのルールが議会そのものだ。 もちろん各議員は、自分の考えるルールがベストだと言い切れるまで修養を積み研究し、市民の声を聴きがんばるのだが、そうした素晴らしい意見がぶつかり合って、市民にとって最善の策にたどり着く「議会」であってほしい。 だから、旧態依然で、市民の意見、弱い立場の少数意見が反映されないのであれば、その議会の仕組みは変わらなければならない。議員になって思うのだが、このルール決めの現場がひょっとしたら一番遅れているのだ。だからその立法府に従って動く行政府がこれまた遅れている。公務員と呼ばれる行政マン・学校の先生が一番頭が固い。(議員たちの頭のなんと固いことか!)自戒を込めて思う。 また横道にそれている。ある議会事務局職員が「ローカル何とかのKさんたちが全国の議会改革度ランキングを付けているが、基本条例を作ったとか、市民向け報告会をやったとかだけでランキングが跳ね上がる、あんなもんは参考程度に受け取ればいい。」といった趣旨のこと言った。 格好つけばかりの、表面的な改革より、本来あるべき議員活動をきちんとやればいいのだ。と、安易な改革論議に与(くみ)するな。と。(半分皮肉交じり?で)タブレットを(公費で)欲しくて議会改革などと言っているのではないでしょうね?と。 議会改革を願う議員の軽薄を戒めるのはいいが、今のままでよいと思う非改革派議員(おっさん議員)に、そうだそうだ!基本条例などイラン、報告会なんか不要、これ以上情報公開して何になる、と安心材料を与える。そうして、議会改革がテーマのはずの議運視察が議会改革をしない理由づくりに逆行する。 (話が、まだ大津に乗り込む前の不本意な視察の状況に戻っている。)北川先生も中村健先生も、かくいう議会改革ブレーキはすべて織り込み済みで、議会改革を望まない議員だけでなく、ことなかれで仕事を増やしたくない不良公務員の存在は承知でずっと取り組んできている。そこのところが、道半ばの悪戦苦闘なのだ。 現在、その改革派知事として業績を残した嘉田由紀子さん(今は参議院議員でい石木ダムにも警鐘を鳴らしている)、さらにはその先代にムーミン武村正義知事の存在があったことなど。 戦後復興において仕方がないことだったのかもしれないが、高度成長に至る過程で「公害」は容認されてきた。環境なんかどうでもいい、経済最優先だ!と。その社会の常識が現在の「環境優先」に180度転換するのに30年かかった。その先駆者が滋賀県知事武村氏だった。(嘉田さんはその後を引き継いだ) 琵琶湖を抱える滋賀県が自然循環型社会にかじを切ったときの、一番の敵は国だった。などと。 大蔵省が「財務省」に看板を変えた理由。 ノーパンしゃぶしゃぶにうつつを抜かしている大蔵省役人どもの実態がばれちゃったから。大蔵省と言えばあのノーパンしゃぶしゃぶですね、と、言われるようになった。 で、イメージ替えようと看板替えたわけだけど中身も変わったのかなあ。 (そんな話も、大津研修では教えてもらいました) うまく、伝えきれないので、関心を持つ人はネットや本などで北川さんの主張に触れてみてほしい。 (②へ続く) ▲
by mmatusaka
| 2019-11-28 18:45
| 議会改革
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2019年 09月 28日
(10/25追記、さらに11/8追記)以下の記事は、写真にもあるように、有明町議会の会議録を確認の上で、事実に基づいて書いたつもりのモノでした。ところが、当時の本会議日程について事実誤認があるという指摘を受け、現在事実確認をしているところです。 間違いがあったら、追って正確な記述に訂正したいと思います。 指摘をくれた方たちは、有明議会を軽視していることになる、などの抗議もなさっているようですが、このブログに関して言えば、委員会主義(である島原市)に無い本会議主義の緊張感、制限多く少ない発言機会を最大限活用しようとする「真剣勝負」の良さを高く評価する趣旨で書いている=委員会主義という一見丁寧な、レベルの高いやり方に思える形式に胡坐(あぐら)をかいて、ふんぞり返っていないか?と、いう今の島原市議会に反省を促す趣旨で、「落とし穴」というタイトルに至っております。ご理解ください。 (正確な検証が終わるまで、訂正等の説明まで、今しばらくお待ちください。 →11/8さらに追記:本文中、事実誤認を確認しました。お詫びして訂正します。どこが誤りで、どこを訂正したか分かるようにしております。大変申し訳ありませんでした。) ![]() 島原市議会の定例議会の流れは、 初日開会後議案上程説明。 日を置いて、一般質問十数名を4日間。 (4日目の一般質問は2名ほどにとどめて、) 残り時間に、議案質疑(3回制限)後、各議案を3つの常任委員会と予算特別委員会などに振り分けて審議を付託。 (本会議は休憩状態で、)各委員会で順次審議。 最終日、委員会の報告を受けて、委員長報告に対する質疑後、 各議案ごとに順次討論採決。 土日休は実質休みで、委員会後に議事録のための事務日程休会もあって、それも日数にカウントするので都合20日間程度となる。 しかし議会の骨格はあくまで本会議であって、委員会付託の審議は参考意見、委員会での決定は(尊重はするが)最終日全議員で採決しなおす。 本会議での議案の上程説明は、(すでに資料は1週間前に配布してあるので)ほとんど上辺をなぞる程度。 この上程説明に対して、議案質疑があるのだが、時間無制限でやるときりがないので、多くの議会は時間制限や回数制限を設けている。 そして、本会議の質問を補うように、各委員会に付託して、そちらでじっくり審議するというわけだ。 旧有明町もそうだったが、小さな地方議会は、原則として委員会付託をせず、本会議で全部決着する本会議主義をとっている。 先般から繰り返し訴えているが、この委員会主義、丁寧な審議が期待できそうだが、テレビ放映もない制限公開なので、ともすると議員のガス抜きに利用され、かえって審議が深まらない欠点もある。 長崎県議会などは実況もあるが、二つの委員会を同時開催するなど、世間の目を二つに分散することもある。 僕は島原程度の規模なら、回数制限を外して、すべて本会議場でやるのもありだと思っている。有明の議会を傍聴していて、(議長裁量で、回数制限は取り払うこともできるのだから)議題次第で、無制限議論もあってもいいのではないかと思ったのであった。 有明町時代、定例議会と言っても実質は2~3日で、議案上程説明の翌日には、半日で一般質問を終えたらすぐに議案質疑、直後には討論採決という目まぐるしさ。 【上述、赤太字部分に事実誤認を確認しましたので、線で消して、訂正後の文章(青文字)に改めます。文末にお詫びを掲載します。2019/11/8】 質問3回に消化不良感。熱心な議員に3回制限が立ちはだかった。本会議主義の緊張感があった。 たったの3人かよ!と情けなくも思う一方、毎回質問に立ち、3回制限の中で戦う数少ない議員にはリスペクト(敬意)を感じたものだった。 島原は、委員会主義に胡坐(あぐら)をかき、口数ばかりで実は中身が伴っていなかったのではないか。それが現在の島原市議会では、その悪い部分ばかりが引き継がれている。一刻も早い、委員会完全公開が求められる。 2019/11/8記 お詫び(説明) 例えば現在の島原市議会定例会は、(合併前もほとんど同じで)会期は20日間前後となっていますが、実質本会議は6日間。土日以外に事務のための休み・委員会日も入って、実質は6日間。 1日目:各種報告と議案の上程説明 2日目~5日目:一般質問 5日目:(一般質問一部のあと)議案質疑 ※議案質疑の後各委員会に付託後順次委員会実施 最終日:委員会報告、それに対する質疑、討論採決 と、まあ、こんな具合。 では、有明町議会定例会はというと、会期はほとんど3~4日間、休みが間に入ったりして10日間ほど、でも実質は2日~3日間。 1日目:各種報告と議案上程説明 2日目:一般質問のあと、議案質疑後すぐ討論採決 または、 1日目:各種報告、議案上程説明後一般質問 2日目:議案質疑後すぐ討論採決 予算決算が入るときなど実質3日間という感じ。 「本定例会の会期は○日間とすることにご異議ございませんか?」という議長の会期決定宣言は、この○の中に20日とか4日とか入れるわけで、あたかも、20日間ずっと会議漬けのような印象を与えるが、実質はそうではない。 それでも、公式記録としては、議長宣言の通り、実質は2日間でも、4日間である。さる、9月議会の最終日、松坂は懲罰委員会に掛けられて、本会議場を退場させられ、その間議場の外で待機している間、懲罰の根拠とされた、旧有明町議会の評価について、事実確認をすべく、議会事務局にお願いして、直近の旧有明町議会会議録を取り寄せてもらい(写真)、中身を読んでいました。 合併を控えて、臨時議会(これはどこも大体1日で終わる)も数回開催されていて、議長宣言は「今議会の会期を1日間とする」と。松坂は、そのあたりをどう読み取ったのか、「定例議会が会期たったの1日ということもよくあった」という誤った認識になっておりました。 「議案上程・一般質問・議案質疑討論採決」という、1日間で全て終わる例を確認していたつもりでしたが、この度再確認したところ、一般質問が初日か2日目かはともかく、議案上程説明と議案質疑討論採決が同日に終了するのは臨時会の時のみで、定例会は必ず一般質問をまたいで、2日以上にまたがっている例しかないことを確認しました。 本文中にも書きましたが、議案配布は1週間前に済んでいるとはいえ、形式上とはいえ、上程説明のその日に質疑討論採決はあんまりではないか、せめて一晩置くべきだろうと、思いながら読み込んでおりましたが、実際は(臨時会以外)一晩は間に挟まっていたのでした。訂正してお詫び申し上げます。 しかし冒頭にも書きましたが、原則委員会付託をせず、本会議だけで(質疑の直後にはもう)判断を下さなければならないという「真剣勝負」に光を当てた文脈であって、委員会付託という名で、じっくり審議を尽くしているかのような錯覚に陥っていないか?!と今の島原市議会(当時の島原市議会)を批判する(気を引き締めようではないか)趣旨であることを再度強調します。 いずれにしても、会期の短い町議会を軽視する趣旨ではなく、短いゆえの真剣勝負に敬意を表する趣旨であります。 ただ、いずれにしても、線で消した部分は全くの事実誤認でありましたので、訂正します。申し訳ありませんでした。 これまでも、正確な記述を心掛けてきたつもりですが、これを機に改めて事実確認についてはさらに慎重に臨もうと思います。よろしくお願いします。 もし、間違い等発見なさった場合は、ご指摘いただければ幸いです。 ▲
by mmatusaka
| 2019-09-28 17:16
| 議会改革
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2019年 09月 25日
「男は何かに集中していると、全く話が聞こえぬらしい」と、奥様達がこぼす。それは男ということではなく、個人差ではないか?と言っても、「いいや男どもの習性だ」という。「そうそう、うちの亭主も」「うちの爺様も」「うちの息子も」と。 まあ、無理やり男の属性にする必要はないが、絶えず生活を意識し、子供の安全に気を配る母親の注意力をすれば、どちらかというと男の方が人の話が聞こえぬらしい。 議会の世界、特に地方議会、男ばかり。「自由の森大学の講義の中で太田市長だった清水市長が言ってた、議員は人の話は聞かない。自分の言うことだけで、しかも何も考えない。と、」と、島原市議会も例外ではないし、国政も然り、と。かつて、筑紫哲也だとか福岡正行だとかが企画した勉強会での話題を思い出しながら話をした。 清水市長も自ら議員出身で、「議員というモノは……」と断言するのであれば、僕もまた議員をしているからこそ、「議員というモノは……」と(自分のことは棚に上げても)全く人の話を聞かない。と、言いたくもなる。 自分の言いたいことがあって、他の議員が、同じことを聞いていれば、という重複を避けるときにだけ、ちょこっと人の議論に耳を貸しても、(それはましな方の議員)あとは心ここにあらず。 職員には完全に読まれている。その議員さえケムに巻けば怖いもの無しだ。ただ、テレビに映っていると、周りの議員は聞いていないけど、賢い市民が聞いていて、答弁のウソや矛盾を見つけてしまう。 だから、委員会にテレビが入ると困るのである。困るのは当局である。議員の中に、委員会にテレビを入れる必要はない、傍聴は今まで通り許可制でよい。というのは、当局にとって願ったり叶ったり。 トンチンカンな質問しか出来なくて馬鹿や無知をさらすのが怖いのかもしれないが、それは本会議でとっくに証明済み。今さら、体裁を繕っても仕方がないのである。 本会議でも委員会でも、とにかく全てを公開して、自分たちはもちろん多くの市民の前にさらすことで、議論を巻き起こし、より良いものにたどり着くのである。自分の馬鹿さ加減(誰だって最初は知らないのだから=知っててもバカのふりをする高度テクニックを使わずとも、)を正直にぶつけることで、真の議論が始まるのだ。 ケムに巻かれる前に、煙幕張って(傍聴を拒絶したリ、テレビを遠ざけたり、)議論を隠す以前に議論をしない方向に持っていく。議会の自殺である。 ▲
by mmatusaka
| 2019-09-25 02:04
| 議会改革
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2019年 09月 10日
![]() 9月議会がスタートした。どうしたことか、「ぎかいはじまる」で変換がうまく働かない。 「恥○」に至って、島原市議会が恥ずかしくなる。 僕もまた、自分の理想があるから、思い通りに行かなければ、面白くないし、ふてくされたくもなる。しかし一方で、多様な意見があるわけですべてが実現するわけにもいかない。限られた予算をどのように使うか、しかり。そんなことは承知している。 十分論議されて、多数決で負けるなら仕方がない。発言を封じられ、情報を隠されて、議論のないまま、数の力で強行されるからくやしいのである。そこに、しばしば利権が絡んだりするから、情けないのである。 モリカケ問題は、結局うやむやにされた。まだ終わってはいないけど。韓国なら、とっくに総理は失脚ているはずだ。諫干はどうなるんだろうか。13日に最高裁の判断が出るが。19日には、いよいよ石木の人たちの土地の強制収用も。安全は確認されないまま、あちこちの原発は再稼働。本気で猛暑の中オリンピックをやるのだろうか。 上野宏史厚労政務官の口利き問題など、十分今の自民党の実態を反映している。あまりにリアルすぎて、その行動のいちいちが、思い当たる。あまりに今の政治を凝縮したような案件だから、マスコミも怖くていじれないようだ。政務官を辞任して済む問題ではない。外国人ブローカー、お一人様2万円也。カラユキさんを売り飛ばしたゼゲンにも劣る。 この厚労政務官問題には今の政治家の典型かもしれない。同質の政治家ばかり。丸山ホダカ(戦争で島を取り返そう!)とかは、極端なので、即刻党から追放になったが、むしろ今の自民維新を単純に表していると思うのだが。 ともかくも、小者だが、この政務官は徹底的に追い詰める必要がある。玉ねぎ男だなんだで、海外に目をそらしてどうするんだ!マスコミは猛省して欲しい。 話を戻す。島原市議会。この議会に、突如、議場の傍聴席の仕切りの上に、強化ガラスのパネルついたてを追加工事して、400万円。というトンデモナイ議案が出てきたのである。ともすると、誰も気づかないまま通過するかもしれない、偽装工作が施されていたのだ。 かつて、都合の悪いことは『等』に隠す、テクニックがあった。それと同じである。議会の恥か。当局の恥か。利権が潜んでいるのか。久々に松坂は怒っている。 ▲
by mmatusaka
| 2019-09-10 01:26
| 議会改革
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2019年 09月 06日
松坂は、いつも一般質問の通告内容を、ブログ新土佐日記で紹介している。 理事者(市当局)に届いている内容だ。これをもとに、理事者は答弁書を用意するのだが、「通告書」に逆質問の形で「質問取り」が常態化している。 質問は、大項目に続いて、それぞれの質問要旨(小項目)まで添えるから、本当は質問取りはいらないのかもしれない。質問と答弁がきちんとかみ合って、議員の質問意図がきちんと反映するようにと事前打ち合わせをやるわけだが、ともすると学芸会になってしまう。 通告書は、僕のようにメールで添付して提出する者もあれば、未だに手書きの書面を渡す者もいる。議会事務局は締め切りまで待ってすぐに、ワープロ入力して、質問事項ごとに各課(の質問取り者)に割り振る。観光についてなら観光おもてなし課、ごみ問題なら環境課、町内会問題→市長公室、いじめ問題→学校教育課、図書館のこと→社会教育課……といった具合。 (今回は9/2)締め切り30分後には議運が始まって、3日後に開会される議事日程を審議した後、一般質問通告順位を決めるくじ引きをする。くじ引きを終えて会議室を出ると、そこには各課の質問取り者が待ち構えて居る。 この素早い対応は議会事務局職員の手際にかかっている。 だから、この時点で既に通告内容は全てテキスト化(活字化)されている。で、3日後の開会日(こんかいは9/5)には全議員に、(ほかの議員が何を聴いているかわかるように、)通告書一覧が配布される。 たまたま全議員の顔がそろうのが開会日ということで、その気になれば議運の翌日には見ることが出来る。 それが以下だ(4頁)。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 市民は、その議員がどんな内容を聞くのか知りたいのに、漠然と○○について、で終わりなのだ。島原新聞にもこの大項目だけはのせてくれるので、ありがたい。今のご時世、その先はインターネットでしょ!限られた紙面と違い、いくらでもページを追加できるのだから。 しかもその原稿は、現物がある!pdfデータを張り付けるだけじゃないか! 1枚張るのも5枚張るのも一瞬だ。それをしない。 島原新聞も、「詳しい内容が知りたい方は、議会HPで確認ください」と案内できる。現時点では、松坂議員の分は本人がブログ「新・土佐日記」で公開しています。としか案内できない。松坂がほかの議員の分まで紹介するのも余計なお世話だろう。 なぜ議会事務局は、この基本的な情報公開作業をしないのか?他の部署はもっと積極的だ。何せ、出来上がった書類をpdfスキャンしてネットに載せるだけなのだから。しかるに議会事務局はそれをしない。議会事務局は、何をするにも名目上議長の指示を仰がねばならぬ。 忖度なのか、実際に議長が「出すな」と指示したのか、議運に相談した結果なのか。とにかく、極めて情報公開に後ろ向きだ。他の部署なら、公開前に誤字脱字ミスはないかの慎重さはあっても、原則公開なのだから、公開する方向でやる。遅くなればなるほど、無能と言われるわけだから、頑張る。 ところが、議会事務局だけが、公開したら叱られるかも知れない。なるべく公開しない方向でそーっとしておこうというわけだ。 改めて、島原市議会の議会改革をしなければ!と痛感している。 ▲
by mmatusaka
| 2019-09-06 20:48
| 議会改革
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