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「正直がいちばん!」
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2015年 02月 16日
東に病気の子供あれば行って看病してやり 西に疲れた母あれば行ってその稲の束を負い 南に死にそうな人あれば行ってこわがらなくてもいいといい 北に喧嘩や訴訟があれば つまらないからやめろといい というタイプではあったが…… 昨日のこと。大手広場がえらく賑わっている。駅伝大会のようだ。道の向こうで小旗をたくさん抱え込んで応援しているグループがあるが道のこちらはチラホラ。おせっかいにも向こう側に渡り、応援小旗を受け取り、こちら岸の皆さんに配布。 古川市長にすれ違った。そういえば「駅伝大会の号砲スターターをする」のだと聞き及んでいたのだった。まあ、スナップ写真でも撮ってブログにアップしてあげようと構えてみると、大手広場のロケーションに島原城がしっかり視野に入ってくる。立ち位置を少しずらして、ランナーとお城がうまく入る場所を確保。もう頭の中は、先日来収集している庁舎建て替え問題に伴う大手広場の再整備~中心市街地の活性化~歩きやすい街~観光交流人口の増加~と目まぐるしく回転している。 庁舎建設プロポーザル審査でプレゼン(発表)に立った建築屋さんたちは何処もこの島原城の景観を重視して、きれいな絵を描いていた。写真にしてみると電信柱に電線だらけで、決してきれいだとは言えない。ああ、電線の地中化も考えなきゃね……と。 店に戻ると(僕の店はこの大手広場に面している)店先にバンコ(縁台)を並べてある。これもおせっかい住民サービス(妻の仕業である)。お年寄りが座って応援できるように、歩いている途中一休みしてください、という、我が商店街の哲学が凝縮された「まちづくりの道具」だ。 警察に叱られない範囲で歩道にはみ出して配置してあったものを、自店の敷地に少し引っ込めて、「ただいま!」。おもむろに「庁舎建設」の資料を広げてあれこれ物思う。 #
by mmatusaka
| 2015-02-16 09:25
| 市庁舎建設問題
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2015年 02月 15日
(後援会)事務所開きというのは形式としては政治活動である。選挙運動ではない。選挙の事務所開きではない。選挙事務所は告示日の日に(前日まで布きれかなんかで覆っておいて)初めて登場する。
後援会の事務所は年がら年中開設していていいのだから、何も選挙が近づいた時期にやる必要はない。要は実質的な選挙モードに入るということだ。公選法からすれば実に違法すれすれの言動が飛び交う。投票の依頼は選挙期間になる前の政治活動中はやってはいけない事なのだが、集まっている支援者たちは選挙運動との区別は無い。 ほか二人の立候補予定者は既に事務所開きを終えているので、出遅れていないか?と心配したり、あの候補は事務所開きはとっくに終わったのにまだ閉まっているなど色んな感想が聞かれる。 好天のこの日2/15楠さんの事務所開きということで自転車で駆け付けた。 応援弁士の皆さんは事前打ち合わせ通りかもしれないが、駆け付けた支援者たちをどこまで紹介するかなどは進行役のその場の判断だったのではなかろうか。 現職市議の僕としては紹介されることは十分覚悟しておかなければならなかったのだが、コメントを考えていなかった。自己紹介なら、「正直がいちばん!」で切り抜けるのだが、楠さんの応援を意識して思わず「現場直行!」とシュプレヒコールを上げて「頑張りましょう!」と。 いつになく、きちんとひげをそって、ネクタイを締めて、議員バッジも付けて、フォーマルに決めて、応援団の輪の中に控えさせてもらったわけであります。 本人決意表明の中で、4年間の活動の一端が報告された。僕も一緒に参加した韓国順天(スンチョン)の視察のことも力を入れて報告された。スンチョンでは干潟を観光に活かし年間300万人を集めている。諫早湾の干潟を再生させよう!と。津町一帯の高潮対策の事などを訴え、(ともすれば政権与党国会議員や役所に私物化されている県政を憂え)県政は間違っても為政者や役所のためにあるのではない!県民のためにあるんだ!と(当然のことだが、当然ではない現状があるのだから)力を込めておいでだった。 県民のための政治の実現には、あるときには敢然と立ち向かって相手を批判することもあるのだと円満にばかりは行かないのだと、戦う姿勢を見せていただいた。 ともすれば、政権にすり寄り、清濁合わせ呑むなどかっこつけて、取引協調型になり、わずかばかりのエサに飛びつき長いものに巻かれることを良しとする風潮に一線を画す力強い演説だった。(決して上手ではないけどね……) 既に山本由夫氏、大場博文氏が名乗りを上げていて、どうやら三つ巴の戦いになるようだ。 #
by mmatusaka
| 2015-02-15 17:52
| 島原から日本を変える
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2015年 02月 14日
近頃のNHKはまことにうさんくさい。安倍政権の最も悪いところを180度逆宣伝している感がある。このままでいけば大本営発表垂れ流しの最も危険な団体に成り下がる。まだスポンサー企業寄りの報道と認識されている民放の方が安全だ。国民は民放の報道を平等公正なモノではなくスポンサーにへつらう偏った報道であることを承知しているからだ。
その点NHKが心配だ。国民から受信料を取っておきながら、国民のための公正報道はしない。受信料を取る仕組みを作ってくれて、更に莫大な予算を回してくれる政府にべったりなのだ。国や役所は『無謬性の神話』に守られて、ウソをつかないと思い込まされている。政府が最大のスポンサーであり、しかもその支援額はけた外れである。限りなく中立公正を装って、巧みに洗脳をかけてくる。だまされてしまう。要注意だ。 なにせ莫大な製作費をかけるから、美術品とか大自然の紹介、スポーツ報道など素晴らしい番組はいくらもある。プロジェクトXはなかなか良かった。何故か芸能歌番組はよくもまあこれだけ面白くないぎこちない構成が出来るものだとあきれ果てるが舞台装置と映像だけは立派だ。ローカル物は無難だけが取柄で害にならないけど情報収集(発信)にはなる。 そんなわけで、僕らはローカル物でしばしばお世話になる。少々無理をしても(出演料もなしなのに)対応する。概してNHK対応は疲れて嫌な思いを我慢させられることが多い。先般の「金スタ」取材対応も愉快ではなかったが、今回の「城の石垣」は最悪だった。それでも出来上がりの番組に意味があれば納得して、不満は押し殺すのだが、今回は出来上がりがよろしくなかったので、あえて苦言を呈しておきたい。 ローカル番組独特の人畜無害ではなく、ゼネコンによる石垣工事を正当化しようとするいやらしい意図が最終目的となっていた。役所(教育委員会)・学者さんたち・地元商店街の人畜無害公共団体で「石垣」を守るのは当然との世論を作り、最後は清水建設を筆頭とするゼネコンに任せようというとんでもない番組だった。 何人かに「ぜひ見てください」と紹介したことを反省している。なんでこんなくだらない番組を!とお怒りの声もあるので、お詫びのレポートであります。(番組製作者たちは真剣に反省してもらいたい。) 数ある城郭(お城の石垣)の中でも島原城はまさに国宝級の歴史遺産だ。その島原城の石垣群の中でも最も魅力あるスポットが本丸北側の正面玄関部分だ。廊下橋を渡りきったこの場所の魅力を伝えることが島原城の魅力を伝える最重要ポイントだ。 僕ら(僕)は、新しい建造物を作ること(成り行きで市民理解が進み建造の流れになればそれはそれでいいが)が目的ではなく、先ずはあるモノ(素晴らしい歴史遺産)を知ってもらい、見に来てほしい(そうすれば商店街振興・島原城観光にもつながる)。そのきっかけとしての巨大広告塔が今回の廊下橋プロジェクトだ。 一方NHKの意図は大手ゼネコンに新しい公共工事(石垣改修)を提供しよう。そのためには石垣が大切な遺産であることを伝えなければならない。まだ一部のマニアックな人々の価値観だけど、既にブームになるほどの常識であるかのように世論を作らなければならない。 「石垣の魅力」は共通であり、僕らは「石垣の魅力」からさらに特化して「島原城の魅力」の一番の「魅力スポット:鏡石が配置されている本丸北側」に誘導するための巨大看板廊下橋を建設し、その場所を専門家のガイドで案内する企画を立てたのであった。 『島原城歴史散歩:廊下橋界隈を歩く』だ。2/11建国記念の日を選んで市民にとっても我々世話役商店街会員にとっても参加しやすい日時を選んで準備を進めていた。 NHKの意図(石垣の魅力)に沿うものとして、是非取材したいとの申し出だったと記憶している。 ところが、取材日程が合わないから、イベントを早めてくれないかと。 無理だと言うと、では2回やってくれ、とか教育委員会の了承は取れたとかなんとか、要は石垣の魅力に市民が関心を持っているという絵を撮りたいわけだ。無理やり集めても商店街メンバーだけでは足りないので観光ボランティアガイドさんにまで招集がかかった。予行演習というか事前学習というか、2/7にも急な集まりとなった。 選挙が近くて(NHKの規定で議員は名前を出せないので云々)僕はたぶん顔も写さないかもとは覚悟していたが、これだけ石垣(島原城の石垣のシンボル鏡石と廊下橋)に関連する企画をやっているのに、『廊下橋プロジェクト』を無理やり隠匿して巧妙に画面の外に押し出した。 「石垣の魅力を知って商店街はそれを活かそうと、何をやろうか」「石垣模様のせんべいなどどうか」など取ってつけたようなシナリオを無理やり商店街会員に話させた挙句、没だ。なんて応用力のない演出スタッフか!まだブームにさえなっていない石垣ブームが定着しているように誇張して、既に石垣の魅力を地域特定(島原オリジナル)の展開にまで取り組んでいる事実を隠ぺいして、これからだと過小評価。 既に修復の終わった島原城の魅力を引き出すより、日本全国の修復待ちの石垣一般に広げた方が工事が発注できるというわけだ。 開通式を行った場所が天守を望むベストポイント。 でもまあ、その絵が映像としてオンエアーされれば本望だと思い笑顔で対応した。 最後にカメラは広角に引きながら右手にパーン(旋回)して、これまた島原城の石垣でいえば、後世になって取り付けられた階段まで回して、菖蒲園になって埋められてしまった堀をみせ本来の石垣と廊下橋を避けた。画面の右上に廊下橋の横に建てた説明看板が映り込んでいることからまさに廊下橋を完全に避けて無視したのである。ここまで本物の歴史を無視した石垣紹介も珍しい。 ここまで僕らの意図が捻じ曲げられたら、不快である。 今回のNHK番組は「石垣の魅力」を伝えきれていない。石垣は大切な遺産なのに、修復工事を待つ金儲けの道具にされている。 #
by mmatusaka
| 2015-02-14 16:42
| 情報発信
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2015年 02月 12日
例によって、マスコミ出演機会が増えている。我が森岳商店街は(結果として)記事や番組に取り上げられることが多くありがたいものだ。今回は「廊下橋プロジェクト」が大ヒットして嬉しい悲鳴だが、結構大変な部分もある。 たまたま今は森岳商店街会長をやっているので、何かやれば必ず最終責任者として取材に対応を余儀なくされ時間も奪われる。元々雑用係事務局出身会長なので、企画準備運営後片付け全部の場面に関わって、今回は自分の思いもあってかなり強引に助成事業に応募申請もしたので、会計報告まで抱え込んでシェアできないでいる。 数は多くないが若手が作業を分け持ってくれるので助かっているが……夜中にしこしこ頑張る分は苦にならないのだが、マスコミ対応やセレモニーイベントは相手の時間に合わせなければならないので、ボランティア集団では限界がある。 テレビからオファーがあったら「僕ら森岳プロジェクトスタッフで対応します。」と答えるものの、腹の中では誰も対応できない場合は自分が対応するものと覚悟を決めている。 様々な用事をやりくりして(プライベートはほとんどなく、自分の店の仕事も後回しにして)対応し、携帯が鳴る。「すみませ~ん、取材が押していてそちらに着くのは1時間後になります」と。(それなら昼ご飯を食べることができたのに……と思いつつ)「お構いなく、じゃあ待ってますね。」と、快く取材してもらおうとやせ我慢する。 数時間の成果が数秒のオンエアーとなるが、それでもマスコミ効果は絶大だ。背伸びしたり格好つけると無理が出るので「正直がいちばん」。向こうが用意したシナリオもさりげなく自己流で対応する。 選挙が近づくと、なぜかNHKだけが出演を要求しながら、出演拒否的な扱いになってやりにくい。自分が対応する覚悟の「私たち」が通用せず、自分以外の出演者を確実に手配して「私たち」で対応するのはとても大変なのだ。森岳商店街も地元商店街にされてしまいがちだ。森岳商店街が選挙に出るわけでもないし、特定営利企業でもないのに…NHKはソンタクが大好きなのだ。 明日2/13NHK19:30~かな「島原城の石垣」特番が放映される。森岳商店街か地元商店街かどうなるかな? #
by mmatusaka
| 2015-02-12 01:10
| 商店街とまちづくり
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2015年 02月 10日
二日逆戻るが、2月7日(土)はよる議会報告会『まちカフェ』だったわけだが、昼間はNHKの取材協力を兼ねて廊下橋界隈を歩いた。明日予定している街歩きイベントの予行演習のようなものだが、松尾卓次先生や 教育委員会職員の熱意で奥の深い研修となった。 この時点で廊下橋はマイナー改良が加わっている。ヤザマ穴が出来ている!森岳商店街は日々前進しているのだ。 廊下橋は夜間ライトアップもやっている。手動だ。 殺到とまではいかないが、テレビやFMや新聞の取材対応も手分けして対応。おかげさまで連日何らかの形でマスコミがイベントを盛り上げてくれる。 今日はもっぱら議員活動。市役所内を何カ所か調べもので回った。ここでまた再発見がいくつかあった。情報発信しなければならない。 あー、でも今から商店街の会議だ。ではまた。 #
by mmatusaka
| 2015-02-10 18:48
| 個人的なこと
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