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2014年 07月 21日
南島原市に松本新市政が誕生した。選挙も大変だったろうが、本当の大変はこれからだ。市民・職員一丸となって頑張っていただきたい。新体制誕生の最大の引き金だったのが「入札不正」。避けては通れない問題。そしてこれは全ての自治体が抱える問題、一般論でもある。僕は僕でお隣り町島原市で「入札問題」を考えてきた。どうか是非参考にしていただきたいと思います。
ここに示す提案は「中級」レベルなので、入札の仕組み等ご存じでない方は、この機会に市の入札規則を読み込むとか、ネットで色んな用語を確認するとかして、複眼的に検討していただきたい。僕自身、本ブログでも何回となく「入札問題」に触れているので参考にしていただきたい。 入札の仕組み:公開ランダム導入の背景 入札改革:これまでの奇妙な入札方法 不正を助長する悪法:南島原市長逮捕 手の込んだ官製談合?:南島原市市長逮捕続報 ※ほかにも本ブログでは「ブログ内検索」が出来るので、左側の検索欄に知りたい用語をコピーペーストすれば、その用語の入った記事が出てくる。グーグル検索より精度の高い身近な情報が得られるものと思います。参考にしてください。 さて本題に入ろうと思う。 実は入札改革が進展する中で大きな勘違いや思い込みがあってかえって入札を不透明にしている。事後公開ランダムを導入したことで、一見、事前ランダムと合わせて二重の不正防止が出来ているように勘違いしている。 そもそも設計段階の基礎データ(設計価格及びその90%を目安に設定される最低制限価格)が漏れても大丈夫なようにと88.5~100%の範囲のランダム係数を掛けて、その数字を特定できないようにした。ここでは最低制限価格に限定して話を進める。 現在の入札は最低制限価格を巡る攻防になっている。(業者が一番知りたいのは「最低制限価格」) 事前ランダムをかけることで、設計に関わった技術屋とか数字を知り得る立場の人たちのデータを無効にしたものと勘違いした。(このデータは価格を類推するのに貴重な数字であることに変わりはなく、当然公務員の守秘義務となる数字である。精度はマイナス1.5%の範囲に収まるのだから。) この時点で、事前ランダム後の正確な数字は、市長(金額によって部長課長)と契約に関わる部・課(総務部・契約管財課)の一部の職員だけが知り得る情報になった。大きな勘違いはこの関係者以外は情報を知ることが出来ないと思い込むことだ。 そして事後公開ランダムの導入。入札会場で入札後、事前ランダムで決めていた「最低制限価格」に更に1%の範囲(99.5~100.5)で係数を掛けて、「最低制限価格」を確定させ、その数字の下は失格、数字の上の最低価格を付けた業者を選定する。(奇妙なのは、封印された事前ランダムの「最低制限価格」を入札会場では見せないで、関係職員だけが見て、パソコンをいじって、確定した最低制限価格だけが発表される。:島原ではようやくこの2014年5月からこの封印数字をその場で見せるようになった。) ともかくも、事後ランダムで、誰も知りえない数字になるので、不正は起こりえないと勘違いしたわけである。「手の込んだ官製談合」で指摘した通り、抜け道は山ほどある。 実は事前ランダムが非公開の場所で行われているから、結局98.5~100%の範囲の数字を一部の人間が占有する(市長及びその周辺に権限が集中する)ことにしかなっていない。事後公開ランダムを導入する際に、むしろ事前ランダムの無意味さを確認し、元々守秘義務で漏れてはならない封印された「最低制限価格」なのだからその途中(事前と事後の間)だけを市長だけが知り得ること自体が、市長に権限を与えることにしかならないのだから、事後公開ランダム1本で十分なのだ。 二重ランダムという錯覚で、実は精度の高い中間情報を市長に集中させただけ。 さて本題の本題に入る。 実は現在の工事価格は特に土木に於いては設計価格は仕様書の通り積算すればほぼ役所が準備した価格に一致する。そこに1.5%の手心を付けられてしまうのである。業者が「最低制限価格」を知ることに血眼になるのは当然だ。 結論:入札をせず、くじ引きにすればいい。 現状実は。くじ引きと同じ状態になっている。積算を重ね、役所の設計価格を類推し、90%を掛け、そのあとはマイナス1.5%のばらつきと、そのあとのプラスマイナス0.5%のばらつきの範囲に運を天に任せるのみである。(事前ランダム数による価格を知っている業者がかなり有利なのは言うまでもない。) 90%落札の現状、より安い業者が取るのではなく、役所が決める額に一番近い業者を選ぶだけ。つまりくじ引き状態なのである。 ならば、「この価格で請け負うことのできる業者は手を挙げよ!抽選にします。」で十分ではないか。そうすれば、役所側は、確実に最低価格で発注が出来て、一石二鳥である。 役所も業者もこの素朴な提案に乗ってこない。業者が自分で積算する努力をしなくなるとか、出来もしない業者が手を挙げるとか屁理屈を言う。そもそも指名する際にその業者の能力は審査しているくせに……。 どういうことか、役所側にも業者側にもまだ手心を加えられる余地を残しておきたいという思惑があるのであろうか。 業者もおかしなもので、それぞれが情報網やコネがあって、自分は他社よりも落札に近いと思い込んでいるのかもしれない。市長(関係者)は市長で、それぞれの業者に「恩」を売る口実を残しているのである。実際は公正な入札を執行しても、一言、「今回君の会社に便宜を図ったよ、今度の選挙も頼む}と言える余地を残しておきたいのかもしれない。 理屈の上では、既に90%入札になった時点で、くじ引き抽選入札の時代になっている。参加要件も(特殊事情は事前審査をして限定指名するもよし)一般競争入札(誰でも参加できる)を原則としながら、「本市に法人住民税を〇年間以上納めていること」を条件に付ければいいではないか。事務所だけ市内に間借りして税金はみな福岡や東京に納めている会社より、地元納税要件で十分ではないか。 なぜ。くじ引き入札が出来ないか、前例がないからというだけで、実は腐敗構造が温存されているだけなのだ。前例を破るのはさほど難しいことではない。南島原市は、事情が事情だけに「新しいタイプの入札」が試行できるのである。 最低制限価格を漏らさない努力は無意味である。最初から価格を決定して公表すればいいのである。 業者は、最低制限価格を巡る色んな(不正すれすれの)努力から解放されて、仕事に専念すればいい。 #
by mmatusaka
| 2014-07-21 11:08
| 行財政改革
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2014年 07月 20日
島原市はもう長いこと市長選と市議選は別々だ。
2003/05 市議選 79% 2004/11 市長選 74% 吉岡VS本多 2007/05 市議選 79% 2008/11 市長選 70% 横田VS古川 2011/05 市議選 73% 2012/12 市長選 70% 古川VS横田 全国的に投票率は下がる傾向にあって、2007~2011の市議選挙の急降下6ポイントは心配だ。 翌年2012の市長選が同じカードで前回並みを維持(微増)したのは、 市議選の傾向から考えると、横田vs古川のリベンジマッチ効果だったのだろう。 雲仙市 2005/11 同時選 85% 三つ巴で奥村 2009/11 同時選 78% 無投票 奥村 2013/01 市長選 無投票 金沢 2013/11 市議選 72% 2005は合併直後で関心も高かったのであろうが、 市長無投票で単独市議選となったとはいえ、 2009~2013で6ポイントも激減したのは気にかかる。 島原市雲仙市とも比較の出来るデータで共に市議選挙が4年間で6ポイント減は住民が政治に期待をしなくなっていること(特に議会に対して)の反映か。 さて南島原市はどうか 2006/05 同時選 86% 松島VS佐藤 2010/04 同時選 83% 三つ巴で藤原 2014/04 同時選 76% 無投票 藤原 南島原市は元来投票率は高い方だが、合併後3回目は市長が無投票になったのもあってか市議選だけでは76%どまりだった。 そして今回の出直し市長選挙の投票率はどうなるだろうか。 前回前々回の80%越えは市議選との相乗効果なので 市長選単独では70数%だと思われる。 75%を越えてくれれば、市民の関心は相当に高いとみていいだろう。 逆に70%を切るようなことがあれば、市民は完全にしらけきっているということだ。 そろそろ開票が始まる、午後6時半時点で、投票率問題を提起しておきたい。 #
by mmatusaka
| 2014-07-20 18:29
| 島原から日本を変える
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2014年 07月 19日
おカネが無くても最低限の選挙運動が出来るように「選挙公営」と言って、選挙運動の一部に公費がつぎ込まれる。掲示板のポスターが代表格だ。選挙カーにもガソリン代が出る。更にハガキ8000枚分の送料。A4ビラ16000枚。などである。ただしはがきの印刷代は自前。選挙カーに載せる看板なども自前。A4ビラは16000枚の証紙を貼らなきゃだめだ。1週間で16000枚を配るのは並大抵ではない。(敷地の中に入れば個別訪問だからダメ)個人演説会場や路上で配るには限度がある。新聞に折り込むことは許されているが、折込代金は自腹である。
スタッフに一定の日当を支給することは許されているがそれに公費負担は無い。結局、事務所を構え、事務所に看板を上げ(看板の大きさや枚数も上限があるがこれも自腹)、車を出して、拡声器を付け、電話を引いて電話かけスタッフを雇えばかなりのカネがかかる。 僕の場合は、選挙公営を一部(ポスターとハガキ送料:市議は2000枚)利用するものの、車は出さず、スタッフは雇わない。ボランティアは歓迎している。 今回の南島原市長選挙、16000枚のビラは全部利用一人、一部利用一人、利用していない人一人とのこと。(選管)公費と言いながら、出せば配るための費用が自己負担なので、やる気に比例はしない。使い方次第だ。 選挙事務所はもちろん1カ所だ。広範囲の地区の場合、数か所準備しておいても、引越しのたびに、一か所以外の看板は隠さなければいけない。今回の南島原市長選挙、各町に事務所を構えている候補がいるなどと話が流れて確認したところ、確かに複数個所の事務所らしきところに支援者が待機しているが、本拠地以外に名前看板は無いとのこと。ただ、本人のポスターにあるキャッチフレーズを掲示して、本人と類推できるように工夫しているとのこと。 このやり方は、選挙期間より前にキャッチフレーズをあちこちに張り巡らせて、選挙に突入したらそのポスターにたまたま偶然同じセリフが書かれていた、というものでかなりきわどい。(公選法の趣旨に照らせば選挙違反であるが……)もちろん選挙期間中に、「キャッチフレーズ看板」を加えたり移動したりすればアウトである。 ボランティアスタッフと言いながら、候補者は費用負担しないものの、会社ぐるみや組合ぐるみで雇うのはもちろん違反であるが、実際にカネを払うのではなく、動員をかける(やんわりと強制的に参加させる)のはぎりぎりなのだろう。(会社にいるのと同じ扱いで給料保証をして、事務所に詰めさせるのは本当は違反である。) 応援団が個人事業主や社長や主婦なら、本人が仕事をほったらかして選挙運動を頑張る分にはこれはボランティアだ。カネに換算すれば相当の労力だ。これらに見返りを求めないならば。 これだけ応援したんだから、工事の一つぐらい回してくれ。息子を市役所で雇ってくれ。と見返りを求める選挙が困りもの。もう土曜日だ。ひょっとして見返りを求めて、今日まで応援していた人たちがいたら、今日を限りで見返りを放棄すればいい。カネを配って票を買うなどデタラメな選挙運動は論外だが、自分の携帯の電源が切れるまで電話をかけまくっても、見返りを求めなければ、それはきれいな選挙であり、候補者にはカネのかからない選挙になったわけです。 終わった後で、元候補者に請求書を回したりしないでくださいませ。 最後のお願い!選挙に行って投票してください。 (入札改革等僕ならこうするというマニフェスト、かけずじまいでした。そんなに難しいことではありません。近日中に公表します。) #
by mmatusaka
| 2014-07-19 21:57
| 島原から日本を変える
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2014年 07月 19日
友人が、地球儀を見ると分かりやすいというので試してみた。
我々が慣れ親しんでいる(メルカトル図法の)世界地図を見ると、何故オランダ発マレーシア行きの旅客機がウクライナの上空を通るのかと思ってしまう。地球は丸いのである。直線距離最短コースを取れば、ウクライナの上空をかすめるわけである。 報道でよく使われる、メルカトル図法に描かれた放物線と思われた(緑色の)ラインは実は最短距離を示していたわけで、テポドンはカムチャッカ半島~アラスカ経由で飛んでいくわけである。 地球規模で見れば一目瞭然だ。 だまされてはいけない。 #
by mmatusaka
| 2014-07-19 17:03
| 戦争と平和
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2014年 07月 19日
誰が戦争にしたいのか?!情報はいつも西から入ってくる。 ニュースの要点は 民間旅客機がウクライナ上空で墜落して300人近い民間人が全員死亡したとのこと。 事故ではなく撃墜された模様である事。 ウクライナは現在内紛?が続いており、ロシアよりの親ロ派とそうでない(反ロ派?)勢力があること。 どうやら親ロ派が(ロシアから提供された武器=ミサイルで)反ロ派軍の飛行機と誤って撃墜したようだ。 親ロ派が撃墜したと発信しているのを傍受したとも。 いずれもみんな西側情報である。 これがもし事実だとしてもそれなら、 「親ロ派、民間機を誤射(誤爆)か?」ぐらいが妥当な見出しであろう。 当然ロシアも親ロ派も公式にはそんなことはしていないと否定している。 ニッポンの新聞はみんな西寄りだ。かくも一方的な報道をしていいのだろうか。 まるでロシアにつながる勢力は鬼畜である。民間人を撃墜するなんて!と。 誰がロシアに戦争を仕掛けたがっているのか。 オバマさんはしばらく黙っていていただきたい。 少なくともアメリカの出る場面ではないだろう。 湾岸戦争もイラク戦争も犯人はアメリカだった。 松坂がかつて新聞紙面に公表した文章がある。 何も変わっていない。 #
by mmatusaka
| 2014-07-19 15:46
| 戦争と平和
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