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2024年 07月 26日
ことしも「長崎の夏」がやってくる。「タイムトンネル」が主人公を送り込むという意味では、物理的にも「広島・長崎の原爆投下」こそ最大の「時空を超えたエネルギー」であろう。しかし、タイムトンネルの一連のエピソードに、原爆投下は取り上げられなかった。(さすがにアメリカ発のドラマであったわけで、本質は人類史上最悪の歴史で、ナチスドイツを取り上げるようには、自国の事ゆえ扱えない。仕方が無かったと正当化するドラマなら、娯楽ドラマとしては楽しめない。) その後の平和運動を考えるとき、原爆を機に多くのエネルギーが費やされた。文学作品、映画はもちろん、平和を願う市民運動。井上ひさしという、一人の文学者(劇作家)の後半生は、ほとんどそのエネルギーをこの問題=反戦平和に捧げられたと言っていい、井上ひさし率いる「こまつ座」。その娘さんの半生もまた、この運動に捧げられた。 ヒロシマを描いた「父と暮せば」、オキナワを描いた「木の上の軍隊」、そしてナガサキを描く「母と暮せば」。道半ばにして世を去った井上ひさしの意思(遺志)は新劇集団「こまつ座」に引き継がれた。 3年前、富田靖子と組んで、全国公演ツアー、同じ芝居でも、その上演地長崎が、まさにこの作品の舞台。 日程も原爆の日に合わせて組まれていた。コロナが猛威を振るった。長崎~島原公演を残して無念の上演中止となった。 70年以上の永年にわたる被爆者たちの想い、井上ひさし氏らの想い、こまつ座の役者たちの持続する想い。まさに、エネルギーの集まるところ。超売れっ子になった役者たちの日程を合わせるだけでも大変だったろう。上演料は数倍に跳ね上がっても文句は言えないのだが、そこは金額ではない。 3年前、長崎公演中止になった時からの約束であり悲願の再演なのだ。 交通の便のいい東京での公演も、決して手抜きはないだろうし、演出そのものは同じであろうとも、映画と違って、芝居は生身の人間が演じるのだ。この島原での公演は格別のものだ。我々は、その歴史に立ち会うことになる。 (僕は共産党員ではないのだけれど、おそらく富田靖子さんも党員ではないと思うけど) 昨年の最優秀川柳ではないが、 『赤旗に白旗あげた自民党』(自民裏金疑惑報道のスクープ) 今回の『赤旗日曜版』(7月28日付け:実際には島原では3日前の木曜日に届く)。富田靖子さんの独占インタビューは、この長崎公演への想いが語られている。 たった7回の(長崎)地方公演のために全国紙が報じているのだ。 長崎、島原の人たちは是非ぜひこの演劇を鑑賞してほしい。エネルギーの集まるところに身を置いて歴史に立ち会ってほしい。 (チケットはネット等では入手できませんが、松坂に相談してください。まだ百席以上空いているはずです。※次回ブログでご案内します。とりあえず8/10を空けておいてください。)
by mmatusaka
| 2024-07-26 22:07
| 戦争と平和
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