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2025年 01月 08日
![]() まあ、なかなかいい感じだった。主人公平山を演ずるのはわが長崎県の誇る役所広司だ。寝る前に、古本屋で買った文庫本を読むのが彼の日課となっている。 彼(僕)のような生き方は、少数派であり、現今の風潮からすれば異端であるかもしれない。アメリカ風の、資本主義が行きつくところまで行った新自由主義的な生き方に皆否応なしに巻き込まれていく中で、周りが皆お金が大事、時間が大事。コスパだタイパだ、合理的に効率よく稼がねばならぬ。無駄なことはするなと。 少数派ゆえに、肩身が狭く、背伸びして瘦せ我慢しなければ、自分が保てない。皆が皆、(アメリカ下院議員全員が)対テロ戦争に向かう中、「戦争反対!」と言うには勇気がいる。島原市議会自公多数派が核兵器禁止条約には参加すべきではないという中で、正論を訴えるのにかくも神経をすり減らさねばならないのか。 主人公平山はもちろん人間だからたまにはやけにもなるし、無理な仕事を押し付けられれば感情的にもなるが、まあ、仕事とはいえ、人が嫌がるようなトイレ掃除を淡々と、丁寧に心を込めてやる。そこんところが「パーフェクト」の名前由来かもしれないが、つまり、自然流なのだ。 気負うことなく、自然体で、 今島原市が進めている「公共施設の統廃合計画、さらには学校統廃合は、間違っているのではありませんか?」 「消防出初式の主役は消防士たちでしょう。なぜ壇上に国会議員やら、県議やら、来賓様を持ち上げるんですか?」「成人式の記念写真に、もし写りこむ大人がいるとしたら、5年前中学を送り出してくれた、地区の中学校の先生たちでしょう。彼らは同窓会気分もあって参加しているのに、なぜ地区選出市会議員が並ぶんですか。この日の主役は誰ですか?」 当たり前の当然のことを、申し上げようではないか。気負わず、自然体で。 教育委員会が、子どもを見ず「学力テスト」推進を押し付ける。アメリカはそれがスタンダードだとしても(今の文科省がその後追いをしていても) 「どうですか現場の先生たち!学力テストは子供のためになっているとは思えませんがねえ」と。 当然のことを(残念ながら少数側に分類されている現状!)サラリと押し通そう。 長崎新聞がカズオイシグロ氏を取り上げてくれている。僕と同じ年齢のイシグロ氏は、どのように長崎を描いたのか。イシグロ氏がノーベル文学賞を取った年、ICANはノーベル平和賞を取った。それから五年、今度は長崎被団協が、ノーベル平和賞を!常識があるべき方向に向かっているのかもしれない。まだまだ少数の側ではあるが。考えてみれば、多数が正しいのではない。 少数の意見が(正しい正しくないはともかくとして)普通に存在していいはずである。ネット環境があれば、高校の国語で「文学」は不要と、学習指導要領が叫んでも、淡々と長崎県民はイシグロ氏の物語を読んでいいのである。 また、背伸びしようとしている。宣言しなくていい。りきまず。(と言いながら、ここに書いていること自体が宣言であり、そうしなければ、日常に取り紛れて、忘れてしまうのである。) 普通に『遠い山なみの光』を図書館で借りだせばいい。今どき図書館で本を借りるもの好きはおらんよと、言われようが、無言の同調圧力があろうが。 二階堂ふみや広瀬すずが映画で演じる前に、読んでおきたいものだ。
by mmatusaka
| 2025-01-08 01:10
| 個人的なこと
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